街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・ノヴォシビルスク動物園の「カイとゲルダ」の最近の話題 ~ このペアの名前の由来の真相を考える

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カイ(クラーシン)とゲルダ Photo(C)Новосибирский зоопарк

今やロシアの動物園のなかで日本のファンにとっては最も身近に感じる動物園になっている西シベリアの大都市であるノヴォシビルスクの動物園ですが、最近は本ブログではもっぱらロスチクがいったいどこの動物園に移動するかといったことについては考察を行ってきたものの、それ以外の話題についてはあまり取り上げていませんでした。私のロシア旅行中の期間も含め、最近のニュースなどをまとめておくこととします。その前に昨日8月20日のゲルダとクラーシン(カイ)の姿を見ておきましょう。ゲルダは出産準備にためにかなり体重が増やされているようです。



まず、以前にもご紹介していますがノヴォシビルスク動物園のホッキョクグマ飼育展示場(三区画あります)の全ての部分にガラスボードの設置が完了したというニュースが6月末に報じられています。この目的は当然安全対策なのですが、写真撮影に関しては私の見たところやはり影響が出ています。ガラスの反射が映り込んでくるという映像がいくつかありました。下の写真はこのガラスボードの位置関係を示すものですが、やはりこれは厳しいと思います。なにか中途半端な高さのように思いますね。
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Photo(C)Новосибирский зоопарк

動物園は必ずしも写真撮影を目的とした場所ではありませんから、動物たちさえ守られればよいわけで、それをとやかく言う筋合いではありませんが....。

それから、このゲルダとクラーシン(カイ)は今年の11月で満十歳になるわけですが、その誕生祝いを前倒しして今年の夏のうちにやっておきたいというのがノヴォシビルスク動物園の意向であることが7月末に報じられています。そういった記事の中でこの「ゲルダとカイ(クラーシン)」の名前の由来についてスタッフが触れている記事がありました。それによりますと「カイとゲルダ」というのはなんとアンデルセンの童話である「雪の女王」の主人公二人の名前から採られているようです。私は童話の世界には非常に疎い人間であり、このことにまったく気付きませんでした。この「雪の女王」のあらすじは以下のようなものだそうです(wikipedia より)。

>ある所にカイという少年とゲルダという少女がいた。二人はとても仲良しだった。しかしある日、悪魔の作った鏡の欠片がカイの眼と心臓に刺さり、彼の性格は一変してしまう。その後のある雪の日、カイがひとりでソリ遊びをしていたところ、どこからか雪の女王が現れた。そして、魅入るようにして彼をその場から連れ去ってしまった。

春になると、カイを探しに出かけるゲルダの姿があった。太陽や花、動物の声に耳を傾け、少女は旅を続ける。途中、王子と王女の助けによって馬車を得るものの、それが元で山賊に襲われる。あわや殺されようとするところを山賊の娘に救われたゲルダは、娘が可愛がっていた鳩に、カイは北の方に行ったと教えられる。山賊の娘が用立ててくれたトナカイの背に乗って、ゲルダはとうとう雪の女王の宮殿にたどり着く。

カイを見つけたゲルダは涙を流して喜び、その涙はカイの心に突き刺さった鏡の欠片を溶かす。少年カイは元の優しさを取り戻し、二人は手を取り合って故郷に帰った。


なるほど....そうでしたか。この「雪の女王」はロシアでは "Снежная королева" というタイトルになっておりソ連時代の1957年にアニメになっているそうで、その作品は世界のアニメ史にその名を刻んでいるほどの傑作という高い評価を得ているそうです。そのソ連制作の作品は以下で見ることができます。約1時間の作品です。音声はonにして下さい。



上の映像の日本語吹き替えが下です。なるほど、これは1957年としては驚くほど素晴らしいものですね。



手っ取り早くは下の映像ですね(笑)。要するに雪の女王というのはモーツァルトの「魔笛」の夜の女王のような存在なのでしょうか?



ノヴォシビルスクのTV局でアナウンサーがこの二頭のホッキョクグマの名前を発音するとき、「カーィ イ ギィエルダ (Кай и Герда)」と非常にリズミックに、そして一気に発音していることを私は以前からやや不思議に思っていました。地元で非常に有名な二頭の名前なのでそう発音するのだろうなどと勝手に思っていました。さらに不思議なことに、「ゲルダとカイ」といったような通常はペアの名前は雌(メス)を先に言うといったことが実際には行われていない、つまり「ウスラーダとメンシコフ」とは言いますが「メンシコフとウスラーダ」といった雄(オス)の名前を先に言うことは滅多にないわけですですが、ノヴォシビルスク動物園の場合は常に「カイとゲルダ」というように雄(オス)の名前を先に言うというのも不思議に思っていました。しかしこの二頭の名前が「雪の女王」に由来しているとなりますと「カイとゲルダ」はセットフレーズとなっているということに間違いないと思います。

さて.....しかし私にはどうも腑に落ちません。以前に「ロシア・西シベリア、ノヴォシビルスク動物園の赤ちゃんの戸外映像 ~ ゲルダとクラーシンの幼年時代」という投稿を行っていますが、その中でご紹介しています通りクラーシンがノヴォシビルスク動物園に来園した直後に担当者はマスコミに対して「クラーシンという名前よりも響きのよいカイにした。」という内容の発言を行っているのです。そしてゲルダはモスクワ動物園生まれなのですがモスクワ動物園というのは自園生まれの幼年個体には名前を付けないままにしておくというのが比較的最近までの方針だったのです(移動先の動物園で決めてほしいといった配慮でしょう)。ですからゲルダというのはノヴォシビルスク動物園に来園した直後にノヴォシビルスク動物園で付けらえた名前のはずです。ところが国際血統台帳ではこの二頭の名前は現在に至るまで「ゲルダ (Gerda)」と「クラーシン (Krasin)」となっています。「ゲルダ」はノヴォシビルスク動物園がロストック動物園に依頼してモスクワでは無名だった彼女の名前を血統台帳に「ゲルダ」と記載してもらったに違いないわけですが、何故その時に「クラーシン」というレニングラード動物園がすでに登録した名前を「カイ」に訂正しなかったのでしょうか? つまりこういった事実から言えることは、「カイとゲルダ」は「雪の女王」の二人の主人公の名前が由来である、という現在のノヴォシビルスク動物園の説明は過去の事実関係と矛盾しており、あくまで後付けの説明であって本当の事実ではないのではないかということです。

あまりにもマニア的な内容に踏み込みすぎました。ともかく今まで私は「クラーシン(カイ)」と記述してきましたが、今後は「カイ(クラーシン)」と記述するようにしましょう。ここでまたこの二頭の最近の映像を見てみましょう。









さて、ノヴォシビルスク動物園はこのペアの十歳の誕生祝いとしてロスネフチ社からの援助による人工雪製造機の新設計画とか、ドイツの会社にホッキョクグマのおもちゃとなる球を発注したりなどをしています。そして後者が届いたので昨日20日からこの二頭に与えてみたそうです。その昨日の映像を見てみましょう。以下の写真をワンクリックしてみて下さい。
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Image: Новосибирский зоопарк

実はこの球ですがモスクワ動物園、ペンザ動物園、ロストフ動物園でも私は先日目撃しています。ホッキョクグマのおもちゃ用にドイツの会社が製造したものらしくホッキョクグマに破壊されることがないという点にメリットがあるとされています。しかしこのようなホッキョクグマのおもちゃとなるようなものは廃品のプラスチック容器など日本にはたくさんあり、このようなものを金を払って購入せずとも日本ではいくつも廃品を調達する手段があるわけです。だから日本は資源を無駄使いしているなどとも言われかねないのですが、少なくとも日本の動物園に暮らすホッキョクグマたちは「おもちゃ天国」に暮らしているとは言えそうです。

(資料)
Новосибирский зоопарк (Facebook/Aug.1 2017)
Комсомольская правда в Новосибирске (Jun.26 2017 - На вольерах белых медведей в Новосибирском зоопарке появилось стекло) (Jul.28 2017 - Новосибирский зоопарк отметит день рождения Кая и Герды) (Aug.20 2017 - Новосибирские медведи Кай и Герда получили мячики из Германии)
ГТРК Новосибирск (Jul.29 2017 - Новосибирский зоопарк продлил работу на два часа)
VN.RU (Jul.28 2017 - Огромные мячи к юбилею Кая и Герды заказал Новосибирский зоопарк)
НГС.НОВОСТИ (Aug.20 2017 - Медведи Кай и Герда получили игрушки из Германии)

(過去関連登場)
(*クラーシン/カイとゲルダの幼年時代関連)
ロシア・西シベリア、ノヴォシビルスク動物園の赤ちゃんの戸外映像 ~ ゲルダとクラーシンの幼年時代
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のクラーシン(カイ)とゲルダの幼年時代の成長を映像と写真で追う
(*ロスチク関連)
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクが母親ゲルダと別居となる ~ シルカもいた同園内の別の場所へ
ロシア・ノヴォシビルスク動物園の「二つの愛の心」 ~ "Два любящих сердца"
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクの別居は安全上の理由と同園は説明 ~ 移動先決定は難航か?
ロシア・ノヴォシビルスク動物園でゲルダとクラーシン(カイ)の同居が始まる ~ 従来の繫殖方針維持
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクの欧州への移動は2018年以降の可能性が高い?
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のホッキョクグマ飼育展示場にガラスフェンスが設置の予定 ~ 減じる魅力
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のロスチクの近況から、彼の今後の移動問題を考える
ロシア・ノヴォシビルスク動物園のシロ園長がロスチクの移動問題について語る ~ 決断できぬ欧州側
(*ゲルダの血統問題)
「ロシア血統の謎」に迫る(1) ~ ラスプーチン、ゲルダ、血統番号2893個体の三頭の謎を追う
南フランス・アンティーブ、マリンランドの「国際ホッキョクグマの日」~ "Savoir-vivre au Marineland"
# by polarbearmaniac | 2017-08-21 01:30 | Polarbearology

ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの夏の日 ~ 充実したロスネフチ社の支援プログラム

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セヴェルスク動物園のウド (Белый медведь Уд)
Photo(C)Северский зоопарк(Северский природный парк)

ロシア・西シベリアのトムスク近郊にある閉鎖都市であるセヴェルスクの自然公園 (Северский природный парк)にあるのがセヴェルスク動物園 (Северский зоопарк)ですが、この動物園に暮らす25歳の雄(オス)のホッキョクグマであるウドは「幻のホッキョクグマ」といった存在であり、私たちはその動向について地元のメディアによる数少ない情報だけによって彼が元気でいるのかどうかを知るといった状態です。しかしロシア最大の石油会社であるロスネフチ社がロシア国内の動物園で飼育されているホッキョクグマに対して大きな資金援助を行い続けていることから、動物園サイドもそういった同社の援助にからめてホッキョクグマの情報を以前より多く発信する傾向になってきたのは好ましいことだと思います。ロスネフチ社も、自分たちがホッキョクグマに援助を行っていることを広く一般に知ってもらうことは同社のイメージアップとなるわけですから、援助を受けている動物園側も同社の意図をくみ取って情報発信を促されているといった状態は別に悪い話ではありません。
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ウド Photo(C)Северский зоопарк(Северский природный парк)

さて、7月の下旬にセヴェルスク動物園ではホッキョクグマのウドに対する特別給餌を行いました。今や夏の定番となっているリンゴやニンジンが入っている氷のケーキのプレゼントです。その他スイカなども与えられたそうです。その映像を見てみましょう。



ウドは比較的落ち着いて食べているようです。このイベントはロスネフチ社とは無関係ですが、セヴェルスク動物園は同社のホッキョクグマ支援プログラムは飼料調達に対する資金援助だけではなくホッキョクグマ担当の獣医さんに対する支援、飼育展示場の修繕と改良費用の援助、そして飼育や繁殖といったもっと一般的なことの研究への支援といった、非常に広範囲なものとなっていることを語っています。ロシア経済において資源会社の存在は大きな位置を占めているわけで、巨大な石油会社であるロスネフチ社の支援は決して悪い話ではありません。ロスネフチ社は北極海において資源開発を進めており、そのことによってホッキョクグマの生態系に悪影響がある可能性があることから、こうした飼育下のホッキョクグマたちへの援助をそういった開発の免罪符にしようとしているといった意味合いは否定はできないのですが、動物園にとっては同社からもらえるものはもらっておくといった割り切り方は必要なのです。先日私はサンクトペテルブルク、ペルミ、ペンザ、モスクワ、チェリャビンスク、ロストフ・ナ・ドヌといったロシアの動物園を巡ったのですが、それらすべての動物園にはロスネフチ社のホッキョクグマ支援についての説明板がありましたし、園内でのホッキョクグマ飼育展示場の場所を示す案内表示も共通のものが使われていました。

セヴェルスク動物園の創設50年周年について、それを振り返った映像をご紹介しておきます。ソ連時代の映像が多く含まれますがホッキョクグマは登場してはいないようです。



(資料)
Северский природный парк (Jul.21 2017 - Показательное кормление Белого медведя)
АНО «Общество сохранения и изучения дикой природы» (В Северский природный парк пришла весна!)

(過去関連投稿)
ロシア・セヴェルスク動物園で空腹に悩むホッキョクグマ ~ 地方小都市動物園の窮状
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドに差し入れによるご馳走のプレゼント
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で暮らすウドの避暑 ~ 新動物園計画への子供たちの夢
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドに地元企業から救いの手
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドに市民からおもちゃのプレゼント
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で初めて開催される 「ホッキョクグマの日」 の催し物
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園の「プール開き」 ~ ひっそりと暮らすカイとロッシーの叔父のウド
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園で暮らすウドの近況 ~ 光の当たらぬロシア地方都市の小動物園
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園に訪れた春 ~ プール開きの日のウド
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの元気な姿と同園の飼育環境改良への努力への声援
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドの近況 ~ 冬の寒波到来で豊富な種類の給餌
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のホッキョクグマ、ウドは健在 ~ 同園開園50周年のイベントが開催
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドのニンジンとレタスを給餌の最初に食べる風変わりな嗜好
ロシア・西シベリア、セヴェルスク動物園のウドのおもちゃ調達に苦労する同園 ~ 市民に提供を呼びかけ
# by polarbearmaniac | 2017-08-20 15:00 | Polarbearology

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ロシア旅行、8月5日のロストフ・ナ・ドヌ

「ロストフ・ナ・ドヌにソルジェニーツィン (Александр Солженицын) の足跡を求めて」

を投稿しました。
# by polarbearmaniac | 2017-08-19 23:45

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