街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア極北・タイミール半島でホッキョクグマの2頭の赤ちゃんを保護!

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Photo(C) Ильи НАЙМУШИН / РИЦ "ТАСС-Сибирь"

またロシアからホッとするニュースが流れてきています。以前、ロシアの極北のチェクチ半島でホッキョクグマの赤ちゃん孤児が保護されたニュースを投稿しましたが、ロシアのノーボスチ通信コムソモリスカヤプラウダ紙の5月14日付けの報道によりますと、今度はやはりロシア極北のタイミール半島で生後4~5ヶ月のホッキョクグマの2頭の赤ちゃん孤児が保護され、クラスノヤルスク動物園に移送されたそうです。この赤ちゃんについて地元のTV局が報道したニュースがあり、不安そうな顔をした赤ちゃんが写っていますので、こちらをご覧下さい。



このお母さんとはぐれてしまった2頭の赤ちゃんを発見したのは漁師で、保護された時は2頭とも大変衰弱していたようですが、現在クラスノヤルスク動物園で獣医さんがしっかりと健康管理を行っているようです。このクラスノヤルスク動物園というのは以前、別の話題で御紹介いたしました。現在雄2頭のホッキョクグマが飼育されています。日本平のロッシーのお兄さんであるセードフ、そして野生出身のフェリックスですが、このフェリックスという個体もお母さんからはぐれて孤児になっていたのを保護されてこの動物園で飼育されるようになった個体だそうです。

こうした野生の孤児を日本の動物園に連れてくることが非常に簡単ならば、今後の日本の動物園での繁殖には明るい光が射すのですが、しかし現在ではかなり難しい手続きを伴うようになってしまいました。ロシアの動物園で生まれた個体を購入などで日本に連れてくるほうが楽なわけですね。現在、日本の動物園で飼育されている野生出身の個体で有名なのは旭山動物園のコユキさんですね。ララ、ルルのお母さんのクーニャも、当時のソ連の極北地域で野生の孤児として保護され、モスクワ動物園に連れてこられた個体だったことも忘れてはいけないでしょう。

*(後記)この孤児の赤ちゃん、上の報道によりますと、まだ性別が不明とのことですが、すんなりと日本に連れてこようとすれば「政治力」が必要でしょう。 道東を地盤としている代議士のS氏に、かつてのようなロシアコネクションがあれば可能かもしれません。S氏に頼んでロシア側の誰にお願いしたらいいでしょうか? メドベージェフ大統領? いえいえ、もちろん「皇帝プーチン首相」閣下です。かつてのS氏だったら可能だったかもしれません。 そうですね、あとは「交換」ということだったら時間はかかるかもしれませんが、比較的望みはあるかもしれません。
by polarbearmaniac | 2010-05-18 17:00 | Polarbearology

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