街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る

有力企業のホッキョクグマ飼育への支援申し出に喜ぶロシア・チェリャビンスク動物園

a0151913_18212926.jpg
a0151913_18214793.jpg
Photo(C) Служба новостей «URA.Ru»

ロシア・ウラル地方の中都市であるチェリャビンスクの動物園(Челябинский зоопарк)のホッキョクグマについては、つい先日も御紹介いたしました。この都市で人々に愛されている、上の写真の雄のアルツィンと雌のアイリシャの2頭です。

最新の地元の報道によりますと今回、この2頭の飼育に対してこの地方では有名な小売チェーンの企業であるノルド(Норд)が餌代支援を申し出てきたということで、財政的に苦しい動物園側としてはこの申し出に大変感謝しているそうです。

モスクワ動物園などに行くと気が付くのですが、ロシアでは動物園への寄付は原則として飼育動物単位で受けている場合が多いようです。 一種の「里親制度」でしょうね。飼育展示場に支援企業の名前が小さなプレートとしてあげられていますが、それほど気にならない程度の小さなプレートなので嫌味ではありませんでした。でも日本の動物園でこれをやったら一般のファンから反発がある可能性がありますね。モスクワ動物園の動物支援制度については、こちら(英語)をご参照下さい。実はこの制度で支援しても、それほどの「見返り」があるわけではありません。一定金額以上だと小さなプレートに支援者(支援企業)の名前が入ったり、動物園に無料で何度も入れるとかいった程度です。 「元を取る」、もしこういった発想があって動物(園)の支援をする企業や個人がいるとすれば、いささか失望するでしょう。 この考え方をある程度捨てないと動物(園)への支援はできないと思います。

いずれにせよこのチェリャビンスク動物園のホッキョクグマ2頭に有力企業から支援の申し出があったことは、やはりこの2頭がいかに街の人々からいかに愛されているかを示すこととなりましたね。素晴らしいことだと思います。 ロシアの地方都市のマスコミの記事らしい話題だと思います。
by polarbearmaniac | 2010-06-02 00:05 | Polarbearology

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

ドイツ・ミュンヘン、ヘラブル..
at 2017-11-23 00:30
ロシア・サンクトペテルブルク..
at 2017-11-22 06:00
ロシア・ノヴォシビルスク動物..
at 2017-11-22 00:30
ロシア・サンクトペテルブルク..
at 2017-11-21 01:00
エストニア・タリン動物園のノ..
at 2017-11-21 00:30
エストニア・タリン動物園、新..
at 2017-11-20 01:00
仙台・八木山動物公園、苦心す..
at 2017-11-19 00:30
ロシア・イジェフスク動物園が..
at 2017-11-18 01:30
南フランス・アンティーブ、マ..
at 2017-11-18 00:30
チェコ・ブルノ動物園のライブ..
at 2017-11-17 00:30

以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Lenin's Tomb: The Last Days of the Soviet Empire


Resurrection: The Struggle for a New Russia


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag