街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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中国・天津市の天津海昌極地海洋世界でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生!

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Photo : 天津网

中国からまたホッキョクグマの赤ちゃん誕生のニュースが入ってきました。 やはりご多分にもれず非常に不自然な状況下における赤ちゃん誕生のようです。 中国・天津市の天津海昌極地海洋世界で3月5日にホッキョクグマの双子の雌の赤ちゃんが誕生しました。出産したのは2010年9月よりこの施設で飼育されている10歳の雌の欢欢で父親は13歳の雄の白龙だとのこと。 この施設では初めてのホッキョクグマの赤ちゃん誕生だそうです。
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Photo(C)人民网天津视窗/檀昕尧 

しかし、この赤ちゃんの誕生の経緯に関して実に不自然な状況が報じられています。天津網が伝えるところによりますとこの2頭に繁殖行動が見られたのは昨年の8月だそうで、それからしばらくして雌の欢欢は摂食量が落ち非常にえり好みした食事しかとらなくなり太り始めたということです。 そして今年の3月5日の午後4時頃、雌の欢欢はケージ(原文では” 笼舍”となっていますので一応ケージとしておきます)の中で一頭目の赤ちゃんを出産したとのこと。飼育員さんが急いでこの赤ちゃんを取り上げて保育室へ移したそうです。 午後7時に2頭目の赤ちゃんが誕生し、やはり同じように飼育員さんによって保育室へ移されたようです。 そのあとはお決まりの人工哺育です。 もう絶句する以外ない状況ですね。 この経緯は事実とは大きく乖離していると思いますが、マスコミがこの施設の担当者に取材して得た情報の大枠は以上のようなことです。 もうこういった荒唐無稽な状況説明をどうこう詮索しても意味がないと思われます。 中国でのホッキョクグマの赤ちゃん誕生のニュースは、その内容がいつも疑問だらけです。 不可解なことが多すぎて、いちいち疑問点を挙げていたらきりがありません。ともかく冒頭の写真のように赤ちゃんは生後三か月を経過し元気に生育しているようです。

以下の映像はこの天津海昌極地海洋世界で飼育されているホッキョクグマですが、これが今回の双子の赤ちゃんの両親のうちのどちらかだと思われます。 (要 Flash Player)

これはどうしても大規模な中国しろくま遠征を行って各地でホッキョクグマを見てこなければいけませんね。

(資料)
天津网 (Jun.11 2012)
人民网天津视窗 (Jun.11 2012)
中国网滨海高新 (Jun.11 2012)

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by polarbearmaniac | 2012-06-11 13:30 | Polarbearology

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