街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・ペルミ動物園、アンデルマとテルペイの夏

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アンデルマ(右) とテルペイ(左)
Photo(C) Алексея Журавлева/Пермский зоопарк

欧州にもロシアにも暑い夏が到来しているようです。ロシア・ウラル地方の都市ペルミもその例外ではないようです。 なにしろ春が例年より一か月早く到来したため、そのまま暑い夏の季節に突入してしまったそうです。 そういったペルミですがペルミ動物園で飼育されている二頭のホッキョクグマであるアンデルマとテルペイの様子を見てみましょう。

下の地元ペルミのTV局のニュース映像ではペルミ動物園の動物たちの様子が紹介されていますが開始後40秒あたりにアンデルマとテルペイが登場しています。 恒例となった火曜日の活魚のプレゼントの用意をしている女性の飼育員さんの姿が47秒あたりに登場しています。 左の方がホッキョクグマ担当の女性飼育員さんでこの方は実にてきぱきとよく働く方です。 私も昨年9月にペルミ動物園に行った際もこの方と短時間ではありますがお話させていただいたことがありました。 さて、そしてそのあと1分5秒あたりから魚を食べているアンデルマとテルペイの様子が見られます。 水に飛び込んでいるのは雄のテルペイです。 それから、インタビューに答えているのはペルミ動物園の統括のエレーナ・ブルディナさんです。



この下の映像はブルディナさんが撮ったテルペイの豪快な活魚捕食の様子です。 このテルペイは野生出身で現在推定9歳ですがアンデルマ(彼女に関しては今さら何も申し上げることはないでしょう、ロシアの「伝説」の名ホッキョクグマです)と一緒に暮らしています。



私も昨年この活魚のプレゼントを見ましたが(「ホッキョクグマに魚のプレゼント ~ ペルミ動物園3日目」)実におもしろいものでした。 このテルペイですが、アンデルマのパートナーであったユーコンがカザン市動物園に移動したために隣の狭い場所から移ってきてアンデルマと同居しているわけです。 ユーコンがカザン市動物園に移動となったのもアンデルマが繁殖年齢を終えたためだったわけですが、テルペイはすでに繁殖適齢期であるもののアンデルマはパートナーにはなり得ないわけで、実に残念なことです。 日本のツヨシやピリカのパートナーとしては年齢的に言っても(現在9歳)、出自から言っても(野生出身)申し分のない雄なのですけれどもね。物事はなかなかいまくいかないものです。このテルペイはなかなかユーモアもある素晴らしい好男子です。
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テルペイ Photo(C)Алексей ЖУРАВЛЕВ/Комсомольская правда
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アンデルマ Photo(C)Комсомольская правда

(資料)
Комсомольская правда (Jul.16 2012 - Как переносят жару звери в Пермском зоопарке)
Комсомольская правда (Sep.8 2011 - Новички и старожилы Пермского зоопарка: летучие собаки, бабушка-медведица и амурский тигренок)

(過去関連投稿)
ロシア・ペルミ動物園のホッキョクグマ、「生ける伝説」となったアンデルマ
ロシア・ペルミ動物園で一般公開された生後3ヶ月のゴーゴ(現・天王寺動物園)の様子
ロシア・ペルミ動物園、アンデルマの表情(1) ~ 捕捉し難き素顔
ロシア・ペルミ動物園、アンデルマの表情(2) ~ その存在への認識
ロシア・ペルミ動物園、ホッキョクグマ舎に置かれた「赤いソファ」
2011年ロシア遠征後半(ペルミ動物園関連部分)
ロシア・ペルミ動物園のアンデルマ、その日常の姿(1) ~ 遠征での映像より
ロシア・ペルミ動物園のアンデルマ、その日常の姿(2) ~ 遠征での映像より
ロシア・ペルミ動物園のアンデルマ、その日常の姿(3) ~ 遠征での映像より
ロシア・ペルミ動物園のアンデルマ、その日常の姿(4) ~ 遠征での映像より
ロシア・ペルミ動物園で夏期恒例の活魚のプレゼント始まる ~ アンデルマ健在!
好男子テルペイの素顔 ~ ペルミ動物園2日目
ホッキョクグマに魚のプレゼント ~ ペルミ動物園3日目
by polarbearmaniac | 2012-07-28 01:00 | Polarbearology

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