街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る

ベルリン動物園の亡きクヌートの記念ブロンズ像が完成

a0151913_17274964.jpg
彫刻家ヨーゼフ・タバフニク氏と完成したクヌートの記念ブロンズ像
Photo(C)DAPD

昨年3月にベルリン動物園で亡くなったクヌートのブロンズの記念像を制作しているのはウクライナ出身でニュルンベルクに住む彫刻家のヨーゼフ・タバフニク氏ですが、とうとうその記念像が完成しマスコミに公開されました。タバフニク氏はその出来栄えについては大変に満足しているそうです。今月中にベルリン動物園のホッキョクグマ飼育展示場に設置され除幕式が予定されています。

ここでまた二つほど生前のクヌートの映像をご紹介しておきます。一つ目はその一生をまとめた映像で、この映像はクヌートを取り巻く社会状況・現象といったものに力点が置かれた編集になっています。



二つ目の映像は実に珍しい映像でクヌートの亡くなった年の2011年の新年の映像ですが、前半はクヌートが母親のトスカと一緒に水中でじゃれあっており、後半はクヌートの水遊び...そういったものです。



それからこの下はアメリカCBSが放送したクヌートの死のニュース映像です。なにかピリピリしたような感じの漂うドイツのニュースとは受ける印象がかなり違います。



2009年の9月に実際にベルリンでクヌートに会うことのできた私ですが、しかしクヌートを特別なホッキョクグマとして数多くのホッキョクグマの中で別格扱いする気などは毛頭ないわけです。 「別格」というならばデビーやメルセデスやアンデルマのほうがよほど「別格」のホッキョクグマであるわけです。 ただしかしこう考えています。 それは、「クヌート(誕生)以前」と「以後」とではホッキョクグマに対する注目度にかなりの違いが生じたという疑いようのない傾向が一般に存在しているということです。 特に飼育下の個体別の注目度と言う点でクヌートの誕生以後には一般のファンの関心が高めるよいきっかけになったと思います。 その意味においてはクヌートは特別の存在であったと言ってもよいように思います。
a0151913_17295584.jpg
ベルリン、シュパンダウ墓地のデルフライン氏の墓とクヌートの記念碑
Photo(C)Berliner Kurier

(資料)
BZ (Aug.7 2012 - Die Bronzestatue von Eisbär Knut ist fertig)
Die Welt (Aug.7 2012 - Knut kommt nach Hause)
Die Welt (Aug.7 2012 - Eisbär Knut kommt als Bronze-Statue wieder)
Die Welt (Mar.17 2012 - Treffpunkt Zoo und Dörflein-Grab)

(過去関連投稿)
ベルリン動物園のクヌートが急死! ~ ホッキョクグマのアイドル、死して永遠・不滅の伝説となる...
ベルリン動物園の亡きクヌートの5回目の誕生日へのファンの熱い思い
クヌートの私的記念碑のお披露目 ~ クヌートファンはホッキョクグマファンか?
ベルリン動物園の故クヌートの記念像のデザインが決定
ベルリン動物園のクヌートの記念像が完成間近となる ~ 8月に除幕式の予定
by polarbearmaniac | 2012-08-09 18:00 | Polarbearology

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

ロシア南部 ・ ドン河下流の..
at 2017-06-27 19:00
ロシア・ノヴォシビルスク動物..
at 2017-06-26 23:50
アメリカ・オレゴン動物園のノ..
at 2017-06-25 22:30
ロシア・サンクトペテルブルク..
at 2017-06-24 23:30
ロシア・ペンザ動物園のベルィ..
at 2017-06-23 23:00
ロシア・西シベリア、セヴェル..
at 2017-06-22 23:00
ロシア・中部シベリアに記録的..
at 2017-06-21 18:30
アメリカ・フィラデルフィア動..
at 2017-06-20 23:50
デンマーク・オールボー動物園..
at 2017-06-19 22:00
オーストラリア・ゴールドコー..
at 2017-06-19 20:30

以前の記事

2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag


The Guest from the Future: Anna Akhmatova and Isaiah Berlin