街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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デンマーク、スカンジナヴィア野生動物公園の赤ちゃん、シークーのライブ映像ハイライト (7)

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シークー Photo(C) Skandinavisk Dyrepark

デンマーク・コリン(Kolind) のスカンジナヴィア野生動物公園(Skandinavisk Dyrepark)で昨年11月22日に誕生し人工哺育で育てられたシークー(Siku) の成長を追っています。 今回は生後36 ~ 38週間を経過したライブカメラの映像を編集して公開された映像を今回もご紹介しておきます。

7月31日 – 8月6日(生後36週間経過)


8月7日 – 8月13日(生後37週間経過)


8月14日 – 8月20日(生後38週間経過)


このシークー、実に恵まれた環境でのびのびと成長している様子がわかります。 同じ人工哺育とはいってもクヌートとはかなり与える印象が違うように思います。 クヌートの場合は最初から何か「悲劇の影」とでもいったものを感じさせましたが、このシークーにはそういったものは感じません。 クヌートの場合は最初から人工哺育の問題が根本的に提起され、そして問い続けられたわけでした。 クヌートファンとベルリン動物園(特にブラスキエヴィッツ園長)との対立といった図式を誇張したのはドイツのマスコミでした。 担当飼育員のトーマス・デルフラインさんの死、そしてクヌート自身の運命の悲劇的結末など、クヌートの短い一生には波乱万丈のドラマがあったわけですが、そういったものの多くに違和感を持った人々は実は少なくなかったと思います。 肩に背負いきれないほどの運命を人間によって背負わされ、そしてそれに耐えきれなくなったが故の死....私はクヌートのことをどうしてもそのように考えてしまいます。

そういったクヌートとこのスカンジナヴィア野生動物公園のシークーとを比較しますと、シークーの伸びやかさ、そしてそれを暖かく見守る園長さんとネットを通じての世界中のファンの存在といったものを通して、人工哺育も完全に「クヌート後 (après-Knut)」 の世界に入っていることを痛感します。 もう一つシークーのごく最近の映像をご紹介しておきます。 何かシークーが世界中のファンにご挨拶をしているようにも見えます。



(過去関連投稿)
デンマーク・東ユトランドのスカンジナヴィア野生動物公園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!
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デンマーク、スカンジナヴィア野生動物公園の赤ちゃん、シークーのライブ映像ハイライト (3)
デンマーク、スカンジナヴィア野生動物公園の赤ちゃん、シークーのライブ映像ハイライト (4)
デンマーク、スカンジナヴィア野生動物公園の赤ちゃん、シークーのライブ映像ハイライト (5)
デンマーク、スカンジナヴィア野生動物公園の赤ちゃん、シークーのライブ映像ハイライト (6)
by polarbearmaniac | 2012-09-03 15:00 | Polarbearology

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