街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ ・ アラスカ動物園の 「初代動物園大統領」 にアプーンが当選

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「アラスカ動物園初代大統領」となったアプーン
Photo(C) Bob Hallinen / Anchorage Daily News

アメリカの大統領選挙もオバマ大統領の再選という形で幕が閉じました。 さて、もうひとつ忘れてはならない大統領選挙があります。 それはアラスカのアンカレッジにあるアラスカ動物園の「動物園大統領選挙」です。この件については以前の投稿である「アメリカ・アラスカ州アンカレッジのアラスカ動物園が始めた奇抜な寄付金募集方法 ~ 「動物園大統領」選挙」をご参照下さい。 そしてアメリカの大統領選挙の開票に合わせてアラスカ動物園での当選者を発表しました。 13歳(推定)の雌のホッキョクグマであるアプーン(Ahpun) が見事当選し「初代のアラスカ動物園大統領」となったそうです。 このアプーンの「大統領就任演説」をご紹介しておきます。

"It was a WILD campaign. Paw to paw…all the way. It’s an
honor to be elected the first animal president of the Alaska
Zoo. I want to thank all my supporters and even those that
voted for my opponents. In the end, we have furthered the
Alaska Zoo’s mission to promote the conservation of Arctic,
Sub-Arctic, and like-climate species through education,
research and community enrichment." ~ Ahpun


"I want to thank all my supporters and even those that voted
for my opponents. " こういう表現は日本の選挙の当選者の口からはまず聞こえないでしょうね。

前回も書きましたがこれは非常に奇抜な寄付金集めのやり方で、いささか問題があるような気がしないでもありません。 いろいろな意味で、非常に「アメリカ的」だと感じます。
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さて、この「初代動物園大統領」となったアプーンですが実は2年前に下あごにできた腫れものを取り除く手術を受けています。 その様子を見ることができるアラスカ動物園が公開した貴重な映像をご紹介しておきます。最初にアプーンに麻酔銃を発射するシーンですが、このシーンは話にはよく出てきますが実際にそれを見ることができる映像は非常に少ないわけで、私たちは知識として是非見ておくべきでしょう。 やはりこれは僅かとはいえ痛みを伴うものであることがよくわかります。 本当に何か別な手段がないものでしょうか。 それからその後の切除手術のシーンですが、見ていて気持ちが悪くなる方がいましたら、そこでストップしていただくことをお勧めいたします。



(資料)
Alaska Zoo (Zoo Press Release – Nov.7 2012)
Alaska Zoo (Acceptance Speech)
Anchorage Daily News (Nov.7 2012 - Alaska Zoo patrons elect polar bear president)

(過去関連投稿)
アメリカ・アラスカ州アンカレッジのアラスカ動物園が始めた奇抜な寄付金募集方法 ~ 「動物園大統領」選挙
by polarbearmaniac | 2012-11-08 10:00 | Polarbearology

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