街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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男鹿水族館でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!

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クルミ  (2012年3月10日撮影 於 男鹿水族館)
Nikon D7000   Tamron 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD

クルミが出産したそうです。 おめでとうございます!

男鹿水族館のスタッフの神社での安産祈願も効果があったということでしょうか。 神道もまんざら捨てたものではありませんね。 

さて、このニュースは詳細が不明です。 現在の時点では男鹿水族館のHPが 「本日、産室のカメラの映像にクルミが子供を抱いている映像を確認しました!!」 と伝えているだけです。 いつ出産したのかがわかりませんが、感じでは今日なのではないでしょうか。 また赤ちゃんが複数なのか単数なのかもわかりません。 出産の瞬間を映像ではとらえていないのでしょうか? 

(*追記 - 秋田放送の報道によりますと、「午前11時ごろ、水族館の職員が産室の中から子グマのような鳴き声がしているのに気づき、モニターを見たところクルミが子グマを抱きかかえている姿を確認しました。水族館が録画していた映像を確認したところ、午前8時半ごろにクルミが子グマを噛むような仕草をしている姿が映っていたということです。性別や、授乳の状況など詳しいことはまだ分かっていません。 ホッキョクグマは一度に複数の子グマを出産するケースが多く、水族館で確認を急いでいます。」 と言っています。 どうも出産の瞬間の映像は捉えていないようです。 また、現時点での出産頭数も不明のようです。) 

通常オランダやデンマークでの赤ちゃん誕生のスピード発表といっても生後2日目あたりなのですが、それ以上の早さのような気がします。 これから2~3日間が最初にして最大の関門でしょう。 出産そのものよりもこちらのほうが難しいわけです。 ましてやクルミにとってはこれが初産です。 推移を注意深く見守りたいと思います。 クルミの産室での健闘を祈ります。

(*追記2 - 秋田魁新報の報じるところによりますと、「千葉俊館長は『これからクルミが授乳し、子育てしてくれるかどうかが重要。気は抜けない 』と話した。(中略) クルミが授乳している様子は確認できておらず、飼育担当の田口清太朗さん(26)は『子グマは生まれて2日間は乳を飲まなくても生きられる。3日目までに授乳を始めるかどうかが、今後の成長にとって重要になる 』と話す。」 ということのようです。  ウーン....ちょっと心配ですね。 先日出産したブルノ動物園のコーラは出産直後からしっかりと授乳していました。 一方、スカンジナヴィア野生動物公園で昨年生まれたシークーの場合はお母さんが授乳することができず2日間経過したために赤ちゃんを産室から取り出すという作業を行って人工哺育に切り替えたわけです。 そのときの映像は以前にご紹介しています。 確かにこのシークーの例をとれば生まれた日を含めて2日間は赤ちゃんは母乳無しでも生きていられることが証明されていますが、それは赤ちゃんが虚弱ではないという条件が付くわけです。 今回の場合はまったくそれが不明です。 赤ちゃんの体力次第ではそれだけ生きていることができない可能性があります。)

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「豪太、よくやったわね! 私の初孫だよ!」 
(モスクワのムルマお母さんよりのお祝いの言葉)
(2011年9月1日撮影 於 モスクワ動物園)  Nikon D7000  
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR II

以前ご紹介していますが豪太のモスクワ動物園での一般公開初日の映像を再度ご覧いただきましょうか。 写っているのは生後3か月の豪太とムルマお母さんです。 2004年3月9日のニュース映像でロシアのニュース報道用ソースのアーカイヴよりの映像です。 音声は入っていません。 これはおそらくニュース番組取材のために撮影した元映像の全てであり、番組ではこの映像のごく一部を使用したのだろうと思います。 実に貴重な映像です。 冒頭はCMです。



(資料)
男鹿水族館 HP (お知らせ&トピックス Dec.4 2012 - クルミが出産しました!!!!!)

(過去関連投稿)
モスクワ動物園のムルマ(1) ~ 巨体の醸し出す貫禄 
モスクワ動物園のムルマ(2) ~ 鷹揚で懐の深い母性
モスクワ動物園のムルマ(3) ~ 初産、そして訪れた危機
モスクワ動物園のムルマ(4) ~ 危機の克服、そして豪太の誕生
モスクワ動物園のムルマ(5) ~ 豪太の日本への旅立ち
豪太(男鹿水族館) のモスクワ動物園での初公開日の映像
「いってらっしゃい、クルミ!」 ~ クルミとの釧路での最後の一日
さいはての秘境・男鹿水族館の空間を支配した難攻不落のクルミと、焦燥の男・豪太
by polarbearmaniac | 2012-12-04 17:00 | Polarbearology

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