街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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オランダ・ヌエネンの「動物帝国」でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ 成功した大陸間の個体交換

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フリーマスお母さんの2頭目の出産の瞬間  
Image(C)Dierenrijk Nuenen

なんとまた予想のしていなかったような場所でホッキョクグマの赤ちゃんが誕生しました。 オランダ・ブラバント州のヌエネン(ニューネン)の「動物帝国 (Dierenrijk)」 で10歳になる雌のホッキョクグマであるフリーマスが先月11月16日に双子の赤ちゃんを産んでいたことが同施設によって本日12日に公式発表されました。 すでに誕生してから一か月近くになるのですが、赤ちゃんは順調な成育をしているそうです。 産室での出産の模様を伝える映像も公開されましたのでご紹介しておきます。 実に凄い映像です。 フリーマスお母さんの出産直前の苦悶の様子、そして2頭の赤ちゃんの誕生の瞬間を見事に捉えています。 必ず音声をonにしてご覧下さい。 必見の映像だと思われます。 人間の言い方をすれば、この今回のフリーマスお母さんの出産は「難産」の部類に入るように思います。 ララの出産とはかなり違いますね。



こうしてモニターカメラの位置が良ければ生まれた赤ちゃんの頭数は一目瞭然に確認できるということですね。 男鹿水族館の場合はやはりモニターカメラの位置が大きな問題だったと思います。 今後の課題でしょう。
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Image(C)Dierenrijk Nuenen

以下は今回のホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生を伝える地元のニュース映像です。



実は一昨年にもこの「動物帝国」で24歳になるベヤが出産しています。 その件については「オランダ・ヌエネンの『動物帝国』でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 24歳で出産の快挙!!」という投稿をご参照いただきたいのですが、この時には出産から16日も経過して食害によって赤ちゃんが亡くなっています。 この件については「オランダ・ヌエネンの『動物帝国』で誕生の赤ちゃん、食害の犠牲に!」をご参照下さい。 こういったことから「動物帝国」は赤ちゃんの無事の成育にとっては重要な数週間を経て、そして一か月近く見守ったあとで万全を期して今日公式発表したということのようです。 赤ちゃんたちの性別はまだ不明で、一般公開は来年の2~3月を予定しているそうです。

さて、このフリーマスお母さんですが、以前の投稿である「オランダとカナダの施設のホッキョクグマ個体の交換が発表 ~ 遂に再開された北米・欧州間の個体交換」をご参照いただきたいのですが以前はカナダのサンフェリシアン原生動物園で飼育されており、あのエサクバクとは双子の姉妹ですが、オランダの「動物帝国」と個体の交換が行われたためにネエネンにやってきた個体です。 北米・欧州間の個体交換が見事に実を結びました。

それにしてもオランダという国は何故こうもホッキョクグマの繁殖に成功するのでしょうか? レネンのアウヴェハンス動物園、ロッテルダム動物園、そしてネエネンの「動物王国」と、あの小さな国で三施設もホッキョクグマの繁殖に成功しているわけです。 サッカーも強いし、英語もうまいし、、素晴らしいオーケストラもあるし、素晴らしい画家を何人も輩出するし、そしてホッキョクグマの繁殖もも見事に成功させるし...いやはや、これは大変な国ですね。 (ただし、メシはマズイですよ。 これは元住人の実感です。 - 苦笑)

(資料)
Dierenrijk Bij Eindhoven (Nieuws Dec.12 2012 - ijsbeertjes geboren in Dierenrijk)
Omroep Brabant (Dec.12 2012 - Brabantse primeur: Twee ijsbeertjes geboren in Dierenrijk in Nuenen)
Eindhovens Dagblad (Dec.12 2012 - Geboorte ijsberentweeling in Dierenrijk Nuenen is Brabantse primeur)
Telegraaf.nl (Dec.12 2012 - IJsbeertjes geboren in Nuenen)
Studio040 (Dec.12 2012 - IJsbeertweeling geboren in Dierenrijk Nuenen)

(過去関連投稿)
オランダとカナダの施設のホッキョクグマ個体の交換が発表 ~ 遂に再開された北米・欧州間の個体交換
by polarbearmaniac | 2012-12-12 23:42 | Polarbearology

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