街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る

モスクワ動物園・ヴォロコラムスク付属保護施設のアイオンの3歳の誕生祝い ~ WWFが保護した野生孤児の成長

a0151913_1175892.jpg
アイオンの3歳のお祝い
Photo(C)WWF России/Московский зоопарк

2010年の4月にロシア極北のチェクチ半島でホッキョクグマの赤ちゃんがお母さんとはぐれて孤児になっていたところをWWFのパトロールによって発見され、アイオンという名前が付けられてモスクワ動物園で保護されることになった件はその経緯を全てご紹介しています。 またこのアイオンがモスクワ動物園のヴォロコラムスク付属保護施設でシモーナお母さんが2009年の11月に生んだ双子の姉妹のうちの一頭であるミラーナと同居しており、将来はこの2頭の間での繁殖を期待されていることもご紹介してきました(全て過去関連投稿をご参照下さい)。 WWFのホッキョクグマ保護活動の一環としてこうした野生孤児を発見して保護するのは重要な活動の一つとなっており、WWFのロシア支部はこのアイオンが順調に成育している様子を時々紹介しています。

このアイオンですが昨年の12月末にWWFから3歳の誕生祝いをやってもらったそうで、その時の映像が公開されていますので下にご紹介しておきます。 このアイオンはイコロとキロルより年齢が一歳下なのですが、さすがにロシアのホッキョクグマだというべきか、体はイコロやキロルよりもはるかに大きいような印象を受けます。



モスクワ動物園もこうやって野生出身の個体を飼育してシモーナの娘との間で繁殖を狙うことは願ったりかなったりでしょう。 このアイオンとミラーナとの間の繁殖にはあと3~4年はかかるのですが、こうやって次の世代の繁殖の主役を用意しておくことができて都合が良いわけです。 すでに一度ご紹介していますが、このヴォロコラムスク付属保護施設でのアイオンとミラーナの映像を再度またご紹介しておきます。 こちらのほうは1年前の冬の映像です。



このモスクワ動物園のヴォロコラムスク付属保護施設というのはモスクワから北西に130キロほどの距離のところにある施設で一般には公開されていない施設のようです。 このアイオンとミラーナのペアも何年かすればモスクワ動物園で一般展示されるようになると思われます。 それから、このアイオンのパートナーであるミラーナの双子のもう一頭は先日私がベルリンで会ってきたトーニャというわけです。 このミラーナとトーニャの姉妹の映像をまたご紹介しておきますが、これは2010年の3月に一般公開開始された直後の映像です。



(資料)
WWF России facebook (Dec.26 2012 - ДЕНЬ РОЖДЕНИЯ АЙОНА)

(過去関連投稿)
ロシア・極北の街でホッキョクグマの赤ちゃん孤児を保護!
モスクワ動物園に送られた赤ちゃん孤児のその後の映像
モスクワ動物園で保護されている孤児のホッキョクグマ、アイオンの近況
モスクワ動物園が期待を持つ将来の新ペア ~ ヴォロコラムスク付属保護施設のホッキョクグマたち
モスクワ動物園・ヴォロコラムスク付属保護施設で暮らすアイオンとミラーナの夏の日
by polarbearmaniac | 2013-01-22 07:00 | Polarbearology

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

フィンランド・ラヌア動物園の..
at 2017-04-28 02:00
アメリカ・コロンバス動物園の..
at 2017-04-27 11:00
ロシア極東・沿海州、ハバロフ..
at 2017-04-27 00:30
チェコ・ブルノ動物園の一歳半..
at 2017-04-26 00:30
ベルリン動物園 (Zoo B..
at 2017-04-25 00:30
モスクワ動物園の二歳半の雄(..
at 2017-04-24 01:30
ロシア・西シベリア、ボリシェ..
at 2017-04-24 00:30
オランダ・ヌエネン、「動物帝..
at 2017-04-23 00:30
ベルリン動物公園で死亡した赤..
at 2017-04-22 01:00
ロシア・シベリア中部、クラス..
at 2017-04-22 00:30

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag


The Guest from the Future: Anna Akhmatova and Isaiah Berlin