街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ポーランド・ワルシャワ動物園に到着したグレゴールとアレウトの双子兄弟の近況

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Photo(C)ZOO Warszawa

ドイツ・ニュルンベルク動物園で2010年の12月2日にヴェラお母さんから生まれたグレゴールとアレウトの雄の双子の兄弟がポーランドのワルシャワ動物園に向けて旅立った件については先日投稿しています。 このグレゴールとアレウトですが、無事ワルシャワに到着し早速展示場に登場した様子はワルシャワ動物園やポーランドのマスコミの報道で明らかにされています。 まだ必ずしも新しい場所に慣れていないような表情も見えますが、ホッキョクグマというのは適応性に優れていますからワルシャワ動物園の展示場に完全になれる日は遠くはないでしょう。
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Photo(C)ZOO Warszawa

報道の記事によればワルシャワ動物園では6年前に最後のホッキョクグマが亡くなってからというもののホッキョクグマは飼育されておらず、まさかこういった形でホッキョクグマがワルシャワ動物園に戻ってくるとは思わなかったというやや驚きと嬉しさの入り混じった記事になっていますが展示場を写真で見る限りにおいては私がワルシャワ動物園を訪問したときと比較して大きな変化はないように見えます。 いわゆる欧州におけるホッキョクグマ飼育展示場の基準を満たしていないことは明らかなわけですが、それでもこうしてグレゴールとアレウトをこういう形でワルシャワ動物園に移動させざるを得なかった背景には、ニュルンベルク動物園での次のヴェラとフェリックスとの間の繁殖に備えてのためであることは明らかで、そのためにグレゴールとアレウトを他の動物園に移動させようにも設備の整った施設が見つからなかったということでしょう。
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Photo(C)ZOO Warszawa

ワルシャワ動物園としても現在のホッキョクグマの展示場を隣接するヒグマの展示場と合体させて面積を二倍にしてヒグマを別の展示場に移動させるということを考えているらしいようですが、まずこのコンクリートというものを除去する必要があるでしょう。 コンクリートのような素材をホッキョクグマの飼育展示場に使用するということは、すでに最近完成した欧米の施設ではないわけで、そういったことは欧米では常識となって久しいわけです。
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Photo(C)Ewa Ziółkowska /ZOO Warszawa

このワルシャワ動物園はホッキョクグマの飼育に関しては歴史があり1928年の開園の時点からすでにホッキョクグマの飼育を始めていました。 こちらのページを開いていただきますと1929年のワルシャワ動物園のホッキョクグマの映像を見ることができます。そのうちに是非、このグレゴールとアレウトに再会するためにワルシャワに行ってみようと思っています。 ポーランドに行く楽しみが一つまた増えました。

(資料)
Warszawa naszemiasto.pl (Apr.18 2013 - Nowe niedźwiedzie polarne w warszawskim zoo!)
Gazeta.pl (Apr.18 2013 - Niedźwiedzie polarne po latach przerwy znów w Warszawie)
Miejski Ogród Zoologiczny w Warszawie (Apr.24 2013 - Gregor i Aleut w nowym domu)

(過去関連投稿)
ドイツ・ニュルンベルク動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生!
ドイツ・ニュルンベルク動物園の生後6週目に入った赤ちゃんの映像
ドイツ・ニュルンベルク動物園、育児に奮闘中のヴェラお母さんに遂に食事を与える
ドイツ・ニュルンベルク動物園の双子の赤ちゃんの性別判明 ~ グレゴールとアロイトの予防接種
ドイツ・ニュルンベルク動物園の双子の赤ちゃん、遂に戸外へ!
ニュルンベルク動物園到着!
ヴェラお母さんの性格と子育て
グレゴールとアレウトの双子の性格の差
ヴェラお母さんの食べる物は全部欲しがるグレゴールとアレウト
ドイツ・ニュルンベルク動物園のグレゴールとアレウトの最近の様子 ~ ヴェラお母さんにも変化の兆し?
ドイツ・ニュルンベルク動物園のグレゴールとアレウトの双子の移動先調整にEAZAが難航?
ポーランド ・ ヴロツワフ動物園のシニェシュカとの告別 ~ 最初で最後のホッキョクグマとの別れの哀感
ドイツ・ニュルンベルク動物園の双子の兄弟、グレゴールとアレウトがポーランド・ワルシャワ動物園へ!
by polarbearmaniac | 2013-04-29 01:00 | Polarbearology

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