街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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カナダ・アルバータ州のカルガリー動物園でホッキョクグマの飼育展示再開を計画

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カルガリー動物園でかつて飼育されていたスノウボール(左)とミスティ(右)
Photo(C)Calgary Zoo

カナディアン・ロッキー山麓の大都市カルガリーの動物園では今後20年間にわたる動物園の大がかりな整備・拡張計画を先週発表しましたが、その中にはかつて同園で飼育していたものの現在では不在になっているホッキョクグマの飼育展示を再開する計画が盛り込まれています。 実はこのカルガリー動物園というのはカナダの動物園の中で年間の入園者数が最も多い動物園だそうで、昨年度は年間145万人の入場者があったそうです。 カルガリー市の人口は90万人ですから、その人口規模を考えるとかなりの数だといってよいと思います。 以下にカナダ放送協会のこの件に関するニュース映像をご紹介しておきます。 最初はCMです。



実はこのカルガリー動物園では1990年代まではホッキョクグマを飼育していたそうですが、その常同行動について動物権利団体の活動家が声高に抗議の声をあげたために1999年の雌のミスティというホッキョクグマが亡くなったのを最後にホッキョクグマの飼育を止めてしまったわけでした。 上にご紹介したニュース映像の中で写っているホッキョクグマはこのミスティです。 カルガリー動物園としては今回の大規模な整備・拡張計画の中で生存の危機に瀕している動物の保護をその展示のテーマの一つに掲げ、自然と人間との関わり合いへの理解を深めるためにはホッキョクグマの飼育展示は不可欠だと考えているようです。 将来的に4頭の飼育を考えているようです。 ズーチェックなどの動物権利団体はこのカルガリー動物園の計画を批判していますが、所詮彼らは動物園の閉鎖を主張するだけの無責任な団体ですから、カルガリー動物園は新計画に基づいて環境の優れた飼育展示場を建設してホッキョクグマの飼育展示を是非とも再開していただきたいと思います。 実はカルガリーの市民の間では地元の動物園でのホッキョクグマの飼育再開を求める声が大きいようで、そういった声に応えるためにも新計画の着実な進行を期待したいところです。
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カルガリー動物園で1999年に亡くなったミスティ
Photo(C)Calgary Zoo

(資料)
CBC News (Apr.25 2013 - Calgary Zoo makes room for polar bears, pandas in new plan)
Calgary Herald (Apr.25 2013 - Polar bears, pandas and Japanese snow monkeys in new Calgary Zoo master plan)
Behavioral & Environmental Solutions (Meet the Bears)
by polarbearmaniac | 2013-04-30 01:00 | Polarbearology

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