街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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シンガポール動物園のイヌカが同園内にオープンした新施設 ”Frozen Tundra” に移動

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新施設に移動したイヌカ Photo(C)Olivia Siong/MediaCorp

シンガポール動物園で飼育されている22歳の雄のホッキョクグマのイヌカは、生まれてからずっと一緒の暮らしてきた母親のシェバが昨年11月に亡くなった件については以前、「シンガポール動物園のシェバ、35歳で一生を終える...」 という投稿でご紹介していますが、その母の死からはイヌカは一頭で暮らしているわけですが、シンガポール動物園に新設され昨日の火曜日にオープンした”Frozen Tundra” と名付けられた新飼育展示場に移動したニュースが流れています。
(*追記 - 以下にシンガポール動物園が制作したこの施設の紹介映像をご紹介しておきます。 また、こちらではシンガポールのTV局のニュース映像を見ることができますが、このTVニュースの紹介映像のほうが素晴らしいです。 必見でしょう。)



この新展示場はプールを除いた陸の部分で600平方メートルあるそうで、その他に3メートルの水深の大きなプールがあったりなど、シンガポール動物園としてはかなりの自信を持っている施設のようです。 (*追記 – 別の報道によれは今回の新展示場の総面積は2700平方メートルとなっていますが、これはプール、そしておそらくバックヤード、観覧スペースを含めてのものでしょう。 総工費は520万ポンド、つまり約8億円だそうです。) 全体としては従来の施設の4倍の広さがあるそうで、来園者が観覧する場所は摂氏17~18℃に保たれ、この温度というのはイヌカが暮らす岩室内と同じ温度だそうです。 特にご自慢なのはプールの水を最大限に透明に保つ濾過システムだそうで、これによって来園者が水中で泳ぐイヌカの姿をはっきりと見ることができるようになるようです。 一般には6月から、つまり今週末からの公開のようですね。 昨日火曜日にこに移動したイヌカは大変に新しい場所を楽しんでいる様子だそうです。
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イヌカ Photo(C)Getty Images

シンガポールという国は私も湾岸戦争の前後に居住していたことがありますが、こういった新施設の企画と建設などは得意中の得意です。 多分間違いなく彼らならば素晴らしい施設を造っているでしょう。 最近はシンガポール関連の仕事がないため、すっかりと御無沙汰していましたが、できれば年内にこの新展示場を訪ねてイヌカに再会してこようかと思っています。

(過去関連投稿)
シンガポール動物園のシェバ、35歳で一生を終える...

(資料)
Channel News Asia (May.29 2013 - Polar bear Inuka moves into new home)
Wildlife Press (May.15 2013 - CHILL OUT AT FROZEN TUNDRA DURING THE JUNE HOLIDAYS WITH INUKA AND FRIENDS)
(*追記資料)
METRO News (May.29 2013 - Polar bear Inuka moves into plush new home at Singapore Zoo)
The Straits Times (May.29 2013 - Polar bear Inuka moves into new home at the Singapore Zoo)
Daily Mail (May.29 2013 - I hope this is an iceberg lettuce! Inuka the polar bear tucks into a meal at his 'house-warming' party at Singapore Zoo)
by polarbearmaniac | 2013-05-29 21:00 | Polarbearology

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