街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ ・ カンザスシティ動物園のニキータの病状快方へ ~ “Much Ado About Something ?”

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ニキータ Photo(C)Kansas City Zoo

数日前にアメリカ・ミズーリ州のカンザスシティ動物園で飼育されている人気者のホッキョクグマ、ニキータが消化器系統の異常と思われる原因で体調を崩し、同園の獣医さんを中心とした医療チームがニキータの治療に従事している件を投稿しています。

このニキータの体調不良によって彼が展示場に登場しなくなってからもう少しで2週間近くが経過することになるのですが、その間というもの地元のファンの方々の心配は大きなものだったようで、同園のSNSのページにはそういった心配が多く投稿されていましたし、動物園側も定期的にニキータの病状を園長さんからという形で直接ファンに対してネットで報告があったわけです。 地元のマスコミも一斉にこの病気のニキータについて報道を続けていましたし、子供たちにニキータへのお見舞いのカードを送るよう勧めた意見がマスコミにも登場するといった具合に、何から何まで「大騒ぎ」という感じでした。 私は今までこのカンザスシティという街には行ったことがないのですが、人々やマスコミの「大騒ぎ」というものをネット上で見るにつけ、カンザスシティはなにか独特な土地柄の街のような気がしました。

さて、そのニキータですがカンザスシティ動物園からのここ数日の発表やマスコミの報道から、彼は急速に体調を回復しており昨日は食欲も通常時にほぼ戻ってきたそうです。 現時点でも彼の病気の原因を特定するには至っていないそうですし、まだ少しの間は治療が続けられるようですが、ニキータの展示場への復帰はもう時間の問題という状況のようです。 この下はカンザスシティ動物園の園長さんが、ニキータの病状が回復してきたことをTVニュースの中で語っている映像です。 (再生のスクリーン画面が現れるまで時間がかかる場合があります。 それから、冒頭はCMです。)

このニキータが2010年の3月にオハイオ州のトレド動物園からこのカンザスシティ動物園にやってきて、それ以降の彼のカンザスシティ動物園での人気は大変なもので、彼はこの動物園では大スターとなっています。こういった彼の人気についてその年の秋にNBCの地元支局が伝える3年前のTVニュースをご紹介しておきます。 Polar Bears International の責任者であるブキャナン氏がホッキョクグマの魅力などを語っていますが、カンザスシティ動物園の新施設を絶賛するなど言っている内容はともかくとして、どうもジェスチュアが芝居がかっていて滑稽な感じです。



ともかくもニキータの回復は喜ばしいニュースです。

(*追記 - カンザスシティ動物園より発表があり、ニキータは金曜日9日(日本時間では9日から10日の深夜)に展示場に復活するそうです。 マスコミも一斉にそれを報道しています。 ホッキョクグマに関することは何から何まで実に騒がしくて大げさな報道です。)

(資料)
Kansas City Star (Jun.19 2013 - Kids should send get-well cards to zoo’s Nikita)
Kansas City Star (Jun.24 2013 - KC Zoo says Nikita the polar bear is recovering from illness)
KCTV Kansas City (Jun. 25 2013 - KC Zoo director: 'Nikita's TLC is working')
fox4kc.com (Jun. 24 2013‎ - Nikita's TLC is working, zoo says)
KSHB-TV Kansas City (Jun.25 2013 - Sick polar bear improving, KC Zoo says)
(*追記資料)
KCTV Kansas City (Jun.28 2013 - Nikita to return to Polar Bear Passage)

(過去関連投稿)
アメリカ ・ コモ動物園のバーリンがカンザスシティ動物園へ ~ 「ニキータとバーリンの物語」は可能か?
アメリカ・ミネソタ州のスペリオル湖動物園で不在のバーリンのお誕生会 ~ “Berlin is our family."
アメリカ・コモ動物園のバーリンがカンザスシティ動物園に無事到着 ~ 繁殖に大きな期待を寄せる地元
アメリカ・ミズーリ州カンザスシティ動物園の展示場にバーリンが遂に初登場 ~ 期待に加熱する地元報道
アメリカ・カンザスシティ動物園の年齢差ペア、バーリンとニキータの初手合い ~ 圧倒的年齢差克服のカギ
アメリカ ・ ミズーリ州 カンザスシティ動物園の23歳のバーリンの出産への期待に湧く地元
アメリカ ・ カンザスシティ動物園のニキータの病状検査続く ~ 雌のバーリンへも投薬治療が再開
by polarbearmaniac | 2013-06-27 18:00 | Polarbearology

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