街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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カナダの動物プロダクションのホッキョクグマのエイギー、CMにドラマにと大活躍

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エイギー Photo(C)CBC

以前に2回ほどカナダの動物プロダクションの所属している現在は18歳の雌のホッキョクグマのエイギー (アギー/Agee) とこのプロダクションを運営しているマーク・デュマ氏について触れたことがありました(過去関連投稿)。 マーク・デュマ氏の指導の下でCMなどで見事な演技を行うエイギーには感嘆してしまいます。 こういったことをホッキョクグマにやらせることはやはり非常に好ましいことではないことは百も承知ですが、このエイギーはデュマ氏の所有する4万平方メートルもの敷地の中に彼女専用の運動場とプールを与えられ、何不自由なく実に伸び伸びと生活しているそうですから、やはりサーカスのホッキョクグマとは待遇に天と地との差があると言ってよく、こういった場合までも「ホッキョクグマに演技をさせてはいけない」といったことが全面的に当てはまるかどうかについては躊躇する点がないでもありません。 このエイギーが登場する最新のCMをご紹介しておきます。 以前にもご紹介したことのあるロシアのアルコール飲料会社であるEFES社が製造している「ホッキョクグマ・ラガービール」のCMです。



こうして名演技を行っているエイギーが、今度はCBC(カナダ放送協会)が制作・放送している “Arctic Air” という連続ドラマの中で先週ゲストとして出演したそうで、これまた大きな話題となったようです。 そのリハーサルと撮影の様子をCBCが公開していますので下で是非ご覧ください(冒頭にいくつかCMが入ります)。



スタッフはやはり身近に見るホッキョクグマの大きさに驚き、そして恐怖感もあったようです。
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エイギーとマーク・ヂュマ氏 Photo(C)CBC

このエイギーが初めてこうした映像での演技を行ったのは1996年に制作された “Alaska” という映画だったそうです。
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この時の演技で一躍エイギーはホッキョクグマのスターとしての座を確立したそうです。 この映画の一部を見てみましょう。 開始後1分15秒あたりからエイギーが登場しています。



彼女はまだまだこれから先も映像上で活躍しそうです。 野生動物をこういったやり方で用いるのは勿論問題なのですが、彼女の場合はホッキョクグマというものを「愛すべき存在」 として人々に印象付ける役割を果たしており、これはこれでまあ、しょうがないかなという感じです。 ともかく、こういう演技を行うことが彼女の仕事であるということならば、しっかり元気にやってほしいと声援を贈ることといたしましょう。
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エイギー Photo(C)BEYOND BEARS INC

(資料)
CBC (Arctic Air – Making Arctic Air)

(過去関連投稿)
カナダの動物プロダクションの俳優ホッキョクグマ、エイギーの演技
カナダの動物プロダクションのホッキョクグマ・エイギーの近況 ~ 人間と慣れ親しんだ姿
ロシアの「ホッキョクグマ・ラガービール」
by polarbearmaniac | 2013-08-06 16:00 | Polarbearology

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