街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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中国・山東省、烟台市の烟台海昌鲸鲨館に到着した皮祖 (Pezoo) と、蓬莱海洋極地世界の元元の近況

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烟台市の烟台海昌鲸鲨館に到着した皮祖 (Pezoo) Photo(C)胶东在线

一昨日、「中国・天津市の天津海昌極地海洋世界でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ そしてカナダでの映画撮影」という投稿をいたし、昨年12月12日に天津市の天津海昌極地海洋世界で誕生し人工哺育で育てられ今年の春にカナダでの映画撮影に参加した雄の赤ちゃんである皮祖 (Pezoo) についてご紹介しました。 この皮祖 (Pezoo) ですが、昨日の夜に天津海昌極地海洋世界から12時間かけてトラックで山東省・烟台市の烟台海昌鲸鲨館に無事到着したニュースが入ってきました。 この皮祖 (Pezoo)の烟台への移動はあくまでも短期間の出張ということのようです。 その到着の様子を伝える写真をさらに2枚、下にご紹介しますが、この写真で見る限りは皮祖 (Pezoo)は明らかにハイブリッドであるように見えます。
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Photo(C)胶东在线

一般にこういった写真というものは写り方の角度によって見え方がかなり違うわけで、やはり自分の目でみないと確定的なことは言えませんが、現時点では一応ハイブリッドと理解しておくことにしましょう。

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蓬莱海洋極地世界 Photo(C)八爪团

さて、この山東省の烟台市には実はもう一つ、蓬莱海洋極地世界という全く別の施設があり(上の写真)、そこで昨年2012年1月1日に元元という雌の1頭が誕生し人工哺育で育てられたわけですが、これについては「中国・山東省、烟台市の蓬莱海洋極地世界でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!」という投稿をご参照下さい。 当時の報道によればこの元元の両親はロシア出身で、お母さんはこの赤ちゃんの元元を出産したものの、赤ちゃんの衰弱が激しかったので急遽人工哺育に切り替えられたということでした。 この元元の生後100日のお祝いの映像を「中国・烟台市の蓬莱海洋極地世界の赤ちゃん・元元の生後100日目のお祝い」という投稿でご紹介していますので再度ご参照頂ければ幸いです。

しかしこの元元の誕生に関連した報道の情報、つまり出産したものの衰弱があったので人工哺育にしたということは、私はひょっとしてこれは正しいのかもしれないと思っています。 というのも、この蓬莱海洋極地世界には元元の両親と思われるホッキョクグマが2頭実際に存在しています。 この下がその写真です。
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Photo(C)luturen.com

この写真だけではこの2頭がハイブリッドであるかとうかは断言できません。しかし、ロシア出身というのは少しおかしい気がします。 しかしこの下の映像で見る限りは、向かって右側(おそらく雌)はハイブリッドに見えます。



次に、この元元が成長してきた様子は次のような写真で確認できます。

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元元 Photo(C)八爪团
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元元 Photo(C)luturen.com

こういった写真では角度によって印象がかなり違う場合がありますから果たしてこの元元もハイブリッドであるかどうかの即断はできないように思いますが、母親はハイブリッドに見えることから、この元元はホッキョクグマ以外の血はあるものの、それは非常に希薄になっているようにも思えます。 やはり現地に行って自分の目で見なくてはならないようです。

(資料)
胶东在线 (Sep.5 2013 - 最“萌”北极熊抵达烟台向“奶爸”索爱)
凤凰网 (Sep.5 2013 - 烟台海昌鲸鲨馆将迎小北极熊)
luturen.com (蓬莱海洋極地世界)
华夏经纬網 (Jul.18 2012 - 山东蓬莱小北极熊长成“大姑娘” 被赞卖萌高手)
八爪团 (Jul.28 2013 - 蓬莱海洋极地世界一日游)

(過去関連投稿)
中国・山東省、烟台市の蓬莱海洋極地世界でホッキョクグマの赤ちゃん誕生!
中国・烟台市の蓬莱海洋極地世界で誕生した赤ちゃん、安定した状態で春節を迎える
中国・烟台市の蓬莱海洋極地世界で誕生の赤ちゃんが元気に生後50日目へ ~ 「疑惑」 はあるのか?
中国・烟台市の蓬莱海洋極地世界で誕生の赤ちゃんが元気に生後三か月が経過
中国・烟台市の蓬莱海洋極地世界の赤ちゃん・元元の生後100日目のお祝い
中国・天津市の天津海昌極地海洋世界でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ そしてカナダでの映画撮影
by polarbearmaniac | 2013-09-06 02:00 | Polarbearology

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