街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・ノースカロライナ州アッシュボロのノースカロライナ動物園のアキーラが急死

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アキーラ Photo(C)Diane Villa/North Carolina Zoo

アメリカ・ノースカロライナ州アッシュボロのノースカロライナ動物園より昨日10日付けで発表があり、同園で飼育されていた21歳になる雄のホッキョクグマであるアキーラが火曜日(10日) の朝7時に飼育員さんが出勤してきたときに死亡しているのが発見されたとのことです。 前日の夜まで普段通りで何の異常も見られなかったにもかかわらずの突然のアキーラの死だったためか、ノースカロライナ動物園はその日の午後に早速検死を行い、胃の破裂によって胃の中に存在した内容物が胸部に放出されたために肺の機能不全を起こしたことが死因だったことが判明したそうです。 さらに、アキーラは横隔膜ヘルニアを患っていたこともわかり、そのことが胃の破裂をもたらせた原因であったこともわかりました。

このアキーラについては過去何回か投稿していますので「過去関連投稿」をご参照頂きたいのですが、ノースカロライナ動物園のホッキョクグマ展示場の改修工事が一区切りついたために、預けられていたデトロイト動物園から今年の4月にノースカロライナ動物園から帰還したばかりでした。 このアキーラは1992年にケンタッキー州のルイビル動物園で三つ子の一頭とした誕生し、この三つ子は1994年に一緒にルイビル動物園から当時新しいホッキョクグマ展示場がオープンしたノースカロライナ動物園に移動したそうで、その後アキーラは一度生まれ故郷のルイビル動物園に戻ったりクリーヴランドのメトロパークス動物園に移動などしたりもしましたが、こうしてノースカロライナ動物園に戻ってきて僅か5か月後の急死ということになってしまったわけです。 アキーラの三つ子の兄弟(雄・雌1頭ずつ)はそれぞれ病気で1999年と2000年に病死していますので、アキーラはこの三つ子の唯一の生き残りだったわけでした。 本当に今年はホッキョクグマの訃報の多い年です。 ここでアキーラの最近の映像をご紹介しておきます。彼が5か月前にノースカロライナ動物園に戻ってきたことを伝える映像です。





謹んでアキーラの冥福を祈ります。

(資料)
North Carolina Zoo/News Room (Sep.10 2013 - N.C. Zoo Loses Polar Bear)
News & Observer (Sep.10 2013 - Polar bear dies at North Carolina Zoo)
Charlotte Observer (Sep.10 2013 - Polar bear dies at N.C. Zoo)
WRAL.com (Sep.10 2013 - NC Zoo polar bear dies)
WFMY News 2 (Sep.10 2013 - Polar Bear Dies At NC Zoo)

(過去関連投稿)
アメリカ・ノースカロライナ動物園のアキーラがデトロイト動物園へ ~ 急ピッチの欧米の施設新築
アメリカ・ミシガン州、デトロイト動物園に移動したアキーラの姿
米・ノースカロライナ動物園のウィルヘルム、ミルウォーキー動物園へ一時移動 ~ 彼のサーカス団時代の境遇
アメリカ・デトロイト動物園のアキーラが施設改修工事が終了したノースカロライナ動物園に戻る
アメリカ・ノースカロライナ動物園のアキーラが改修後の展示場に元気に登場 ~ 「マニトバ基準」 を考える
by polarbearmaniac | 2013-09-11 11:00 | Polarbearology

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