街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドの赤ちゃん、ヘンリーと命名され明日から一般公開へ

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リアお母さんと息子のヘンリー  Photo(C)Sea World Gold Coast

南半球のオーストラリア・クイーンズランド州、ゴールドコーストのシーワールド (Sea World) で今年5月9日にリアお母さんから誕生した1頭の雄の赤ちゃんが先月22日に遂に戸外に登場して件は「オーストラリア、ゴールドコーストのシーワールドで5月誕生の赤ちゃんが遂に戸外へ! ~ 性別は雄(オス)」という投稿をご参照いただきたいのですが、この赤ちゃんはシーワールドによってヘンリーと命名され、明日の土曜日(21日) から一般公開開始となるそうです。 南半球は北半球と季節が半年違うわけですからホッキョクグマの赤ちゃんの誕生の季節も半年ずれており、そしてなんだかとんでもない時期に一般公開されるような感じさえあります。
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ヘンリー Photo(C)Sea World Gold Coast

シーワールドは最初はこの赤ちゃんの名前を公募する予定だったそうですが、現在このシーワールドで飼育されている雄の双子であるハドソンとネルソンが野生孤児として保護されたカナダのハドソン湾を1610年に探検したヘンリー・ハドソン(Henry Hudson)にちなんで、この赤ちゃんの名前をハドソンと命名してしまったそうですが、この名前はこの赤ちゃんが受け継いだものと冒険好きな性格を称えるという点でふさわしいものであると考えたからだそうです。また、シーワールドは明日からのヘンリーの一般公開については、赤ちゃんは定期的なお昼寝が必要なので、もし来てみて展示場でヘンリーが遊んでいないならば、しばらくしてまた来てみてほしいとも言っています。
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ヘンリー・ハドソン (1565 ? - 1611 ?)

このイギリスの探検家のヘンリー・ハドソン (Henry Hudson  1565 ? - 1611 ?) ですが、調べてみますとなかなかおもしろいことがわかりました。 彼の生年は実は正確には不明だそうで、その彼のディスカバリー号での4回目の航海(1610 ~ 1611) の目的はアメリカ大陸の北を周ってアジアに向かう北西航路の発見だったそうですが、彼は1610年の8月にハドソン湾に到達して地図の作成と探検を行ったものの11月にハドソン湾が氷に閉ざされたため上陸して越冬し、翌年1611年の春に航海を再開する際にそのまま探検を続けたい船長のヘンリー・ハドソンと部下の船員たちとの間で対立が生じ、船員たちの船長に対する反乱によって結局船長のヘンリー・ハドソンは彼に従った僅かなっ部下数人と少しの食料とともに浮かべられた小舟の上に置き去りにされてしまったそうです。
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「ハドソン湾上の小舟に置き去りにされたハドソンたち」 (ジョン・コリア画)

一方ディスカバリー号は船員たちだけで欧州に帰還したということだそうです。 小舟に置き去りにされたヘンリー・ハドソンの消息はその後は全く不明とのことです。
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このヘンリー・ハドソンの航海を紹介している映像を下にご紹介しておきます。



(資料)
SeaWorld - Gold Coast, Australia (Polar Bear Shore)
Encyclopædia Britannica (Henry Hudson)

(過去関連投稿)
オーストラリア・クイーンズランド州、シーワールドでホッキョクグマの赤ちゃん誕生!
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の赤ちゃん、元気に生後二週間が経過
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の赤ちゃん、元気に生後一か月が経過
オーストラリア・ゴールドコーストのシーワールドで誕生の赤ちゃん、生後9週間を経て産室内を歩き始める
オーストラリア、ゴールドコーストのシーワールドで5月誕生の赤ちゃんが遂に戸外へ! ~ 性別は雄(オス)
by polarbearmaniac | 2013-09-20 15:00 | Polarbearology

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