街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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英BBC制作 “A Boy Among Polar Bears” ~ イヌイットとホッキョクグマとの関係

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(C)BBC

東京の上野動物園で昨日21日、「動物愛護ふれあいフェスティバル」の行事の一環として動物園ホールでの映画上映が行われました。 上映されたのはイギリスBBCが2005年に制作した “A Boy Among Polar Bears” (「ホッキョクグマと暮らす少年」)です。 この作品の紹介として以下のようなことが東京ズーネットに述べられています。

>何世紀もの伝統を持つイヌイットたちが、カナダ政府の方針で町での定住生活を送ることになりました。しかし、伝統を守るために、父は息子に狩りの技術や昔の生活を教えようと、氷の海に出かけ、動物とのきずなを身を持って体験させます。イヌイットにとって、動物とは物質的にも精神的にも大切な存在なのです。伝統と新しい世界との融合を保ちながら、厳しい自然の中で生きていくイヌイットの姿を、昔の映像を交えながら紹介します。
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見に行かれた方もいるかと思いますが、この作品の全編(約48分)はネット上でも見ることができますので、御興味のある方には以下に御紹介しておきます。 これが撮影されたのはカナダ北部のヌナブト準州(上の地図)だそうです。 それから、イヌイットのホッキョクグマ狩りは映像としては登場していません。 映像はいつものBBCのシリーズ同様、非常に美しく撮られています。 音声は on にして下さい。



こういった、ネット上に作品の全編がアップされている場合の常として、長い期間この映像が自由に視聴可能だとは思えませんので、ご興味のある方は早めにご覧頂いた方がよいのではないかと思います。

この作品を見て興味深いのは、ホッキョクグマのアザラシ狩りとイヌイットのアザラシ狩りをパラレルに並べて比較していた部分です。 作品の紹介では「イヌイットにとって、動物とは物質的にも精神的にも大切な存在」と述べていますが、それはあくまでも人間(イヌイット)の側が自分で勝手にそう思っているだけで、ホッキョクグマとイヌイットは同じ獲物(アザラシetc.)を求めているという点においてライバルの関係にあるということです。  

(資料)
東京ズーネット ニュース(Sep.21 2013) (9/21 映画「北極グマと暮らす少年」を上映
BBC (A Boy Among Polar Bears)
by polarbearmaniac | 2013-09-22 17:00 | Polarbearology

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