街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る

札幌・円山動物園、一昨日のマルルの転落事故についてHPで説明

a0151913_13193053.jpg
マルル (2013年6月8日撮影 於 円山動物園)

札幌市の円山動物園が一昨日のマルルの転落事故について「ホッキョクグマ 『マルル』の転落事故に伴う放飼場の改修について」という説明を本日正午過ぎにHPに掲載しました。 「マルルの状態については担当職員および獣医師が注意深く様子を観察しておりますが、現時点では特段の外傷は認められておらず、元気食欲ともに良好です。」 と述べています。 また、再発防止のための改修の準備についても触れています。

ようやく発表があったかという感じです。 本来ならば事件の翌日には発表していなければならなかったことであり、一日開いて本日に発表というのは少々遅かったような気もします。 しかしこれを良い意味で取れば、マルルの様子を昨日一日観察して問題のないような様子だったのを確認して本日それを発表したのだろうということです。 悪い意味で取れば、直接同園に連絡を取って発表を要請する市民の声が多かったために、その声に押された形で発表したのではないかということです。 私の印象では後者である確率が高いようにも思います。 

マルルの状態について本当は超音波診断によって内出血の有無を徹底的に調査したいところですが園内で行うのは現実的に難しいでしょう。 こういった動物用の超音波診断装置がありますが、ホッキョクグマの場合はこういう小型の小動物用の超音波診断装置での画像解析は難しいかもしれません。 ともかくマルルについては当分、要観察状態を継続していただく必要があります。 それから、北海道大学の獣医学部新動物医療センターにはそういった高度の検査装置があるようですので、場合によってはそこで検査してみてはどうでしょうか。 「何を大袈裟な!」 と言われそうですが、それくらいはやってもよいように思います。 何故なら動物の検査・診断のためにある装置なのですから、躊躇せず利用すべきだろうと思うからです。

(資料)
札幌市円山動物園HP (Sep.26 2013 - ホッキョクグマ 『マルル』の転落事故に伴う放飼場の改修について)
富士フィルム (動物用超音波画像診断装置 FAZONE CB V

(過去関連投稿)
「ホッキョクグマはバランス感覚が優れている」 という説は本当なのか? ~ 過去の事故例から考える
札幌・円山動物園のマルル転落事件後の同園の関連発表 ~ "Nothing can come of nothing."
by polarbearmaniac | 2013-09-26 13:15 | Polarbearology

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

ムルマ (Белая мед..
at 2017-07-26 05:45
スネジンカ (Белая м..
at 2017-07-26 05:30
二年振りに訪問のモスクワ動物..
at 2017-07-26 05:00
夜も更けたアルバート通りを歩..
at 2017-07-25 05:45
ペンザからモスクワへ ~ ホ..
at 2017-07-25 02:00
ペンザの「メイエルホリドの家..
at 2017-07-24 05:00
ペンザ動物園訪問二日目 ~ ..
at 2017-07-24 04:00
ベルィ、謙虚さと「大陸的」な..
at 2017-07-23 05:00
快晴の土曜日、ペンザ動物園で..
at 2017-07-23 03:00
ペルミからモスクワ、そしてペ..
at 2017-07-22 04:30

以前の記事

2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag


The Guest from the Future: Anna Akhmatova and Isaiah Berlin