街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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札幌・円山動物園のキャンディ、いよいよ出産準備の最終態勢へ ~ ララ親子の観覧制限が実施

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キャンディ (2013年4月7日撮影 於 札幌・円山動物園)

札幌・円山動物園より10月30日付けで「ホッキョクグマ『キャンディ』の出産準備に伴う世界の熊館の観覧制限について」という発表がありました。 11月5日(火)より以下の内容で世界の熊館の観覧制限をするとのことです。 観覧制限は最長で来春までとのこと。要点のみ列記します。

① キャンディ、デナリ、アメリカクロクマの風子は観覧制限解除まで観覧不可。
② ララ親子は観覧場所を制限して観覧時間は13時30分~15時30分の2時間のみ。


とのことです。 また、当面の間はキャンディの屋内外の出入りを自由にしておき、寝室・産室への完全収容については状態を見ながら実施とのことです。

11月5日(火)よりなどとは言わずに明日からでもそうしてほしいところです。 「最長で来年春」というのはキャンディが仮に出産に成功して無事に育児を続け、そして春になって戸外に親子で登場するまでということを意味するのは当然でしょう。 ララ親子はあの格子のある場所から出て転落事故のあった正門方向側の展示場に戻るということでしょうか。

さて、こういう札幌からのニュースを聞くとやはりホッキョクグマの出産シーズンに入ったことを実感させられます。 報道によれば世界のいくつかの動物園ではキャンディのような兆候を示しているホッキョクグマは私の知る限り複数頭おり、報道されていないもののその兆候を示しているホッキョクグマもまだ何頭かいることは間違いありません。 キャンディもこうしたホッキョクグマの何頭かの中の一頭であるということです。 飼育員さんの公式ブログでは今後のキャンディの様子の報告があるかもしれませんが、今後円山動物園の公式発表の中でキャンディの名前が次に登場するのは、

(A)出産の事実の発表
(B)出産はなく産室を出た事実と観覧制限の解除日の発表

この二つのいずれかということになるでしょう。 どちらになるかは全くわからないということです。 私がこのブログで次にキャンディについて単独に触れるのは(A)があった場合ということになるはずです。

(追記)
北海道新聞の取材に対して同園は「キャンディの出産を成功させ、遺伝的な多様性を残したい」 と話しているそうですが、まあこれは一応はそう言えるでしょう。 デナリの血が入った個体がさらに増えることにはなりますが、キャンディはドイツ出身とはいえ「ロストック系」ではないわけで、実質的にはロシアの野生の血が濃いわけです。 この点については「喜怒哀楽を常に隠したポーカーフェイスのキャンディ ~ モスクワ動物園との深いつながり」をご参照下さい。


(資料)
札幌市 円山動物園HP (Oct.30 2013 - 「ホッキョクグマ『キャンディ』の出産準備に伴う世界の熊館の観覧制限について」
北海道新聞 (Oct.30 2013 - 円山動物園・ホッキョクグマ、おめでたかも!? 妊娠の兆候、展示場一時閉鎖へ)

(過去関連投稿)
札幌・円山動物園のキャンディの「妊娠の可能性の兆候」をどう見るか?
by polarbearmaniac | 2013-10-31 01:00 | Polarbearology

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