街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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カナダ・マニトバ州チャーチル付近に集結しつつあるホッキョクグマたち ~ ライブ映像配信開始となる

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Photo(C)Explore.org

今年もカナダ・マニトバ州のチャーチル付近の海岸に多くのホッキョクグマたちが内陸から移動 (migrate) してくる季節になっています。 彼らはハドソン湾が氷結してアザラシ狩りが可能になるまでここで待つというわけです。 この地域では約1000頭のホッキョクグマたちが10月下旬から11月にこの一帯に姿を現すといわれています。 チャーチルの人口は800人だそうですから、この時期には人間がマイノリティーになってしまうということになります。 アメリカABCの特集番組を見てみましょう。 ホッキョクグマ研究者のトム・スミス氏も登場して語っており、この地域におけるホッキョクグマについての知識が深まります。


この期間限の定で一昨日の火曜日からチャーチル付近に設置された解像度の高いモニターカメラで付近の映像を見ることができます。この映像を配信しているのはスカンジナヴィア野生動物公園のホッキョクグマたちの姿をライブ配信している Explore.org です。冒頭の写真をワンクリックしていただくとモニター画面が現れます。 あるいはこちらをクリックしてみて下さい (時間帯によってはスタートに時間がかかる場合もあります)。 このカメラはホッキョクグマたちがよく現れる彼らの移動路付近のホッキョクグマの姿を最もとらえやすい場所に設置されているそうです。 右下に赤く “Live” と表示されている時はライブ配信時間中で、それ以外は “Off Air” と表示され、現地の昼間の映像のハイライトなどが流されています。 尚、これは動物園のライブカメラではありませんから、いつも画面にホッキョクグマの姿が見えるというわけではないことにご注意下さい。
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今まで何度もご紹介している著名なホッキョクグマ研究者であるスティーヴン・アムストラップ氏によればハドソン湾の氷結が次第に遅れていくためにホッキョクグマたちは平均毎年約1日陸上で過ごす期間が増えているそうで、またホッキョクグマたちは陸上で過ごしている期間は一日当たり約900グラム体重が減少するとのことです。 やはり確実に彼らの生活環境は悪化しているわけです。
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(資料)
Live Science (Nov.5 2013 - Watch Live: Polar Bears Wait for Ice to Form at Hudson Bay)
The Guardian (Nov.5 2013 - Live webcams get up close and personal with Hudson Bay polar bears)
The Huffington Post (Nov.5 2013 - Polar Bear Cams Live-Stream Historic Migration Of Threatened Population)
CBC (Nov.4 2013 - The annual polar bear migration in real time)
ABC News (Nov.5 2013 - Polar Bears Gather in Small Canadian Town as Migration Begins)
Explore.org (polar bears: tundra buggy cam)
by polarbearmaniac | 2013-11-07 01:00 | Polarbearology

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