街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園の野生孤児ベルィが間もなく3歳に ~ 完成が待たれる新展示場

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ベルィ Photo(C)Пензенская правда

ロシア極北のヤマロ・ネネツ自治管区で2011年の10月に孤児として漁民に保護された後にモスクワ動物園に送られ、その後ペンザ動物園で飼育されている間もなく3歳になる雄のベルィについては今までその動向を報道されているものは漏らさず全て投稿してきたつもりです(過去関連投稿参照)。

先日ペルミに行きました時に私は生まれて初めて保護されて間もない時期のホッキョクグマの野生孤児を見るという体験をしましたが実に印象的でした。 それは、母親を自分の眼の前で失うという恐怖の体験が冷めやらず、そして動物園という新しい環境にも順応できず不安に駆られているという孤児セリクの姿でした。 こういう孤児たちの姿を見ることは日本では絶対に体験できないものですし野生のホッキョクグマを見にカナダに行ったとしてもまずは体験できないものであり実に貴重な経験ができたと思っています。 こういった彼らが動物園で保護された後の動向はなかなか伝わってこないわけで、アメリカ・バッファロー動物園のカリーのようにマスコミの脚光を浴びる孤児は別ですがロシアの地方都市の動物園に暮らす孤児たちについては情報の収集は簡単ではありません。 しかし彼らの姿を追い続けることを私はこのブログでの重要なテーマの一つにしています。
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さて、ペンザ動物園で飼育されているベルィですが、ペンザ動物園の改装工事の一環として計画されている新ホッキョクグマ展示場の建設が資金問題などによって難航していた件については以前にもご紹介しています。 しかし一時期の危機的状態からは幾分改善されてきたようで、このたび簡素ながらも従来よりは幾分広い新しいヒグマの展示場が完成して日隈たちはそちらに移動したそうです。 ホッキョクグマの飼育展示場はかなり大がかりな計画ですので、工事の完成はまだ先のようです。

次に一番新しい、ごく2~3日前ほどのベルィの映像をご紹介しておきます。 下のTVニュース映像をご覧いただくと、そこでベルィとヒグマたちの姿を見ることができます。 ベルィにコイのプレゼントが与えられています。


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Photo(C)CatoDog.ru

ベルィの体が非常に大きく成長していることがよくわかります。 ともあれ、あとは早く新飼育展示場が完成してほしいものです。

(資料)
ПензаИнформ (Nov.8 2013 - В Пензенском зоопарке медведи активно готовятся к зиме)
Пензенская правда (Jul.9 2013 -Зоопарк. Пенза 2013)
CatoDog.ru (Jun.3 2013 - В Пензенском зоопарке белый медведь радуется бассейну)

(過去関連投稿)
ロシア極北で漁民に保護された1歳の野生孤児が中部ロシアのペンザ動物園での飼育が決定
ホッキョクグマ飼育経験のないロシア・ペンザ動物園が飼育準備を開始 ~ 「親和性」、「運」とは?
ロシア極北で保護された孤児のウムカ、依然としてモスクワ動物園で待機か? ~ 野生孤児保護の問題点
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モスクワ動物園で待機中だった野生孤児のウムカが陸路、ペンザ動物園に無事到着
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ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園のウムカの新しい名前が「ベルィ」に決まる
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園の苦境続く ~ ベルィ に仮仕様のプールが完成 
ロシア・ヴォルガ川流域、ペンザ動物園の2歳の野生孤児ベルィの近況
by polarbearmaniac | 2013-11-10 01:00 | Polarbearology

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