街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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カナダ・トロント動物園でホッキョクグマの三つ子の赤ちゃん誕生! ~ 2頭は死亡するも1頭が生存

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Photo(C)Toronto Zoo

今シーズン最初とみられるホッキョクグマの赤ちゃんの誕生のニュースです。 カナダのトロント動物園が明らかにしたところによりますと、同園で飼育されている13歳になる雌のホッキョクグマであるオーロラが先週土曜日の11月9日に三つ子の赤ちゃんを産んだとのことです。 オーロラお母さんは出産直後から授乳など3頭の面倒をしっかり見ていたそうですが、残念なことにそのうち2頭は誕生後48時間経過しないうちに死亡してしまったそうです。残った一頭について水曜日の段階で動きが鈍くなってきて衰弱の兆候を見せ始めたため、トロント動物園はその一頭を産室から回収し、同園内の「野生動物健康センター」に収容することになったそうです。 現在、獣医さんその他のスタッフは24時間交替の体勢で赤ちゃんの状態を監視しているそうです。 性別は雄だそうです。

このオーロラは2011年10月には三つ子を出産していましたが二頭が誕生後に母親の虐待と報じられている理由で死亡しており、残った一頭は人工哺育になりました。 それが現在カナダのアシニボイン公園動物園で飼育されているハドソンです。そしてオーロラは昨年2012年12月にも三つ子を出産しましたが全て衰弱死を思われる理由で死亡しています(過去関連投稿をご参照下さい)。

ともかく、この生き残っている一頭の赤ちゃんが無事でいてくれうように期待しています。 今回も含めてこれで三回の出産の父親は全てイヌクシュクです。 やはり彼は偉大だと思います。 イヌクシュクについては「カナダでの飼育下期待の星、イヌクシュクの物語」をご参照ください。

トロント動物園ではもう一頭、雌のニキータというのが飼育されていますが、そのニキータと今回出産したオーロラは双子姉妹です。詳しいことは「カナダ・トロント動物園のオーロラとニキータの物語 ~ 双子姉妹と繁殖との関係」という投稿をご参照いただきたいのですが、やはり双子姉妹を離さずに同一園で飼育した場合、繁殖という面ではあくまでも感覚的な感じであるとは言え、その成功率は高くなるという傾向は否定の仕様がないように思います。
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オーロラとニキータの双子姉妹 Photo(C)Sun News (File Photo)

(*追記 - 今年の春の雌のオーロラと雄にイヌクシュクとの間の繁殖行為が記録されていましたので下にご紹介しておきます。)



(資料)
Toronto Zoo (Nov.14 2013 - One of our female polar bears gave birth to three males cubs)
insideTORONTO.com (Nov.14 2013 - Two of three polar cubs die after birth at Toronto Zoo on Saturday)
(*追加資料)
Toronto Zoo (Press Release - Nov.13 2013 - TORONTO ZOO STAFF SAVE LONE SURVIVING POLAR BEAR CUB)

(過去関連投稿)
カナダ・トロント動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 今シーズン最初の出産ニュース
カナダ・トロント動物園で誕生の赤ちゃん、生き残った2頭のうち1頭が死亡
カナダ・トロント動物園にて人工哺育で育てられた赤ちゃんが遂に一般公開
カナダ・トロント動物園で人工哺育されている赤ちゃんの名前が決まる
カナダ ・ トロント動物園でホッキョクグマの三つ子の赤ちゃんが誕生するも全頭死亡!
カナダ ・ トロント動物園での今回のオーロラお母さんの出産に関する産室内映像
カナダ・トロント動物園のオーロラとニキータの物語 ~ 双子姉妹と繁殖との関係
カナダでの飼育下期待の星、イヌクシュクの物語
by polarbearmaniac | 2013-11-14 10:00 | Polarbearology

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