街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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フランス・ロワール地方、ラ・フレーシュ動物園のシークー(タイコ)の近況 ~ 当分は華麗な独身貴族か?

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シークー(タイコ) Photo(C)Zoo de la Flèche

オランダ・レネンのアウヴェハンス動物園で2010年の11月にフリーダムお母さんから生まれた双子の一頭である雄のシークーは2011年5月に私が初めてアウヴェハンス動物園を訪問したときに会った個体で、その時彼はまだ生後5ヶ月ほどでフリーダムお母さんの庇護のもと、伸び伸びと時間を過ごしている姿が印象的でした。
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このシークーは今年2013年の3月にフランス・ロワール地方にあるラ・フレーシュ動物園 (Zoo de la Flèche) に移動し、フランスではタイコ (Taïko) という名前となっています。 この件については、「フランス・ロワール地方、ラ・フレーシュ動物園に移動したシークー (タイコ) の到着後の様子」をご参照ください。 このシークー(タイコ)の夏頃の様子を見てみましょう。



彼は何かにこだわりを持って執着するという性格ではありません。 何か非常にフワリとした感じがします。 育ちの良さを感じる物腰です。 このラ・フレーシュ動物園は長年、雄のナヌク (Nanouk) と雌のカタンカ (Katinka) がペアを組んでいましたが、ナヌクは2012年の12月に28歳で亡くなっており、雌のカタンカは間もなく23歳になります。 シークー(タイコ)はこのナヌクの死によるホッキョクグマ補充にためにオランダから移動してきたということになるわけです。 ナヌクとカタンカのペアが君臨していた時のこの2頭の映像を見てみましょう。



また、下の映像はラ・フレーシュ動物園の冬の寒さ対策のための給餌を伝える映像ですが、この開始後1分あたりからはこの2頭の様子をはっきりと見ることができます。



間もなく3歳になるシークー(タイコ)はカタンカをパートナーとするにはまだ若すぎますので、将来は若年個体の別の雌のパートナーを見つけることになりますが、これがまた難しいと思います。 彼の世代と彼の2~3年上の世代は深刻な雌不足であり、このシークー(タイコ)には当分パートナーは付かないことになるでしょう。 こうしてみると、日本のアイラ、マルル、ポロロ、ミルクという雌4頭の若年、幼年個体の存在感は圧倒的なものがあるということになります。
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Photo(C)Zoo de la Flèche

(資料)
lemainelibre.fr (Mar.14 2013 - La Flèche. Un nouvel ours blanc au zoo)
Zoo de la Flèche (Actualité Animaux/Mar.22 2013 - TAIKO...)
Zoo de la Flèche (Facebook - PREMIERS PAS DE TAIKO)

(過去関連投稿)
シークーとセシ、その伸びやかさと無邪気さの大きな魅力
オランダ・レネン、アウヴェハンス動物園のシークーがフランス・ロワール地方のラ・フレーシュ動物園へ移動
フランス・ロワール地方、ラ・フレーシュ動物園のナヌク逝く ~ "Mais la vie continue …"
フランス・ロワール地方、ラ・フレーシュ動物園に移動したシークー (タイコ) の到着後の様子
by polarbearmaniac | 2013-11-16 06:00 | Polarbearology

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