街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ビーグル犬のエルヴィス君の妊娠判定(4) ~ デンバー動物園のクランベアリーは “妊娠なし”

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クランベアリー  Photo(C)Huffington Post/Denver Zoo

アメリカの動物園関係者の期待を容赦なく打ち砕いていくビーグル犬のエルヴィス君の嗅覚による「妊娠判定」です。 今度はアメリカ・コロラド州のデンバー動物園で出産が期待されている12歳のクランベアリー (Cranbeary) に対して “Elvis doesn’t think Cranbeary is with cub (妊娠なし)” の判定が出たようです。 このクランベアリーについては以前に「ホッキョクグマが堀に落ちたらどうなるか? ~ 大ケガから回復したホッキョクグマ、元気に故郷に里帰り!」 という投稿でご紹介したことがありますが、テネシー州のメンフィス動物園で堀に落下して重傷を負い、大手術を受けて生還したというホッキョクグマです。 前回にもご紹介していましたがCBSニュースでデンバー動物園がこのクランベアリーの出産に期待している様子をご紹介しておきます。

ただし、なんとなくの印象ですがデンバー動物園自身が必ずしもクランベアリーが妊娠しているだろうという強い予想をしていなかったようなニュアンスが言葉の端々にあったという気がしました。 このクランベアリーのパートナーは13歳の雄のリーで、この2頭は2011年の秋からパートナーを組んだわけで今年は二度目の繁殖への挑戦ということだったわけです。 リーがデトロイト動物園からデンバー動物園に移動してきた件については、「アメリカ・デンバー動物園のクランベアリーにパートナー決まる ~ デトロイト動物園のリーがデンバーへ」 という投稿をご参照下さい。 ここで今年2月のデンバー動物園でのイベントにおけるクランベアリーの姿を見てみましょう。左後脚に手術の痕が残っていることと、お尻の毛が無くなっていることも見えますが、これは手術の際の移植のため(?)だったのかもしれません。



この下は昨年3月のクランベアリーとリーの姿です。



このペアは年齢的にも若いですし、今回のエルヴィス君の嗅覚による「妊娠判定」が仮に正しかったとしても、このペアにはまだまだ先があるという感じがします。 有望なペアであるという事実には何ら変わりはありません。

(資料)
CBS Denver (Nov.19 2013 - ‘Elvis The Beagle’ Doesn’t Think Denver Polar Bear Is Pregnant)
The Denver Post (May.22 2010 - Cranbeary the polar bear is back at Denver Zoo)
The Denver Post (Nov.22 2011 - Denver Zoo welcomes polar bear suitor for Cranbeary)

(過去関連投稿)
アメリカ・デンバー動物園、コロンバス動物園などがホッキョクグマの妊娠判定にビーグル犬の嗅覚を利用へ
ビーグル犬のエルヴィス君の妊娠判定 (1) ~ カンザスシティ動物園のバーリンは “妊娠なし”
ビーグル犬のエルヴィス君の妊娠判定(2) ~ サンディエゴ ・ シーワールドのセーニャは “妊娠”!
ビーグル犬のエルヴィス君の妊娠判定(3) ~ シンシナティ動物園のベリトは “妊娠なし”
ホッキョクグマが堀に落ちたらどうなるか? ~ 大ケガから回復したホッキョクグマ、元気に故郷に里帰り!
アメリカ・デンバー動物園のクランベアリーにパートナー決まる ~ デトロイト動物園のリーがデンバーへ
アメリカ・デンバー動物園のフロスティ(旭山動物園サツキの兄)逝く
アメリカ・デンバー動物園の偉大なヴォーダお母さん逝く
アメリカ・コロラド州、デンバー動物園のスーシャ逝く
by polarbearmaniac | 2013-11-21 01:00 | Polarbearology

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