街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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カナダ・マニトバ州ウィニペグのアシニボイン公園動物園でハドソンとストームが初顔合わせ

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Photo(C)The Assiniboine Park Zoo

2011年10月にカナダのトロント動物園で誕生し人工哺育で育てられ今年の2月からマニトバ州・ウィニペグのアシニボイン公園動物園で暮らしている2歳の雄のハドソン、そして今年9月初めにカナダのマニトバ州チャーチル人を襲ったために捕獲され、その後にウィニペグにあるアシニボイン公園動物園内のホッキョクグマ保護・厚生センター (The International Polar Bear Conservation Centre) に送られた3歳の雄のストーム、この2頭の雄の初顔合わせが一昨日の水曜日にありました。 人工哺育で育てられ今までほとんど他のホッキョクグマとは顔を合わせた経験のないハドソンと、野生下で母親に育てられ独り立ちして半年ほどしたストームという組み合わせは、その育ちからいっても「水と油」であり非常に心配される点もあったわけで、アシニボイン公園動物園としても最初は慎重に、短い時間だけの同居を試みたわけですが、その様子を同園が公式映像として発表しています。 現地では雪がかなり降っていますのでやや見にくいですが、それを見てみましょう。



ハドソンとストームは互いにやはり非常に警戒気味ですが、アシニボイン公園動物園としてはこの2頭の最初の出会いとしては上々でこれから仲良しになるだろことは間違いないと言っています。これから数週間かけてこの2頭をさらに慣らせていく予定だそうです。 (*追記 - カナダのTV局であるCTVがこの2頭の同居の試み開始について報じていますので、こちらをクリックしてニュース映像をご覧いただきたいのですが、人工哺育で育ったハドソンは野生下で育ったストームより一歳年下であるものの体重は逆にストームよりも200ポンド、つまり90キロ上回るそうです。 なるほど、これならば野生出身のストームといえども簡単にハドソンを攻撃することはできないわけですね。 うまくバランスがとれた組み合わせかもしれません。)
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Photo(C)The Assiniboine Park Zoo

来年2014年には新施設である “The Journey to Churchill” が完成しますので、そのオープンのあかつきにはハドソンとストームをフルタイムで同居させようということのようです。 とりあえずストームについては検疫期間も終了していますのでハドソンを加えて単独で今週末から一般公開する予定であると同園では述べています。

(資料)
CBC News (Nov.28 2013 - Storm a-comin' as Winnipeg zoo introduces new polar bear)
Winnipeg Free Press (Nov.28 2013 - Storm, Hudson off to a good start: zoo officials)
Global News (Nov.28 2013 - Polar bears meet for the first time)
(追加資料)
CTV News (Nov.28 2013 - Public to get peek at second polar bear)

(過去関連投稿)
*ハドソン関連
カナダ・トロント動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 今シーズン最初の出産ニュース
カナダ・トロント動物園で誕生の赤ちゃん、生き残った2頭のうち1頭が死亡
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カナダ・マニトバ州のアシニボイン公園動物園のハドソンの近況
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カナダ・マニトバ州 ウィニペグのアシニボイン公園動物園の人工哺育で育ったハドソンが2歳になる
*ストーム関連
カナダ・マニトバ州チャーチルで人を襲った3歳のホッキョクグマがアシニボイン公園動物園で飼育へ
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カナダ・アシニボイン公園動物園で保護されている3歳の雄のホッキョクグマが 「ストーム」 と命名される
by polarbearmaniac | 2013-11-29 10:00 | Polarbearology

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