街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る

発表が待たれる世界の動物園でのホッキョクグマの赤ちゃんの誕生の事実 ~ 山場の一週間となるか?

a0151913_0464519.jpg
バフィン (2012年4月19日撮影 於 大阪・天王寺動物園)

さて、12月も半ばを過ぎました。世界の動物園で産室に籠っている雌たちが出産しているのかいないのかは多くが不明の状態です。 世界中の動物園で現在、発表されていないにもかかわらず多分4頭ほどの雌がすでに無事に出産しているのではないかと思っていますが、そういった情報は容易に外には漏れてきません。 特にアメリカはこういった事実を簡単にすぐには公表しようとはしません。 最近ではロシアもそうです。 しかし世界の動物園の過半数では実はすでに事実上は「勝負」がついているだろうと考えます。 昨年の12月15日の段階では自然繁殖で7頭の赤ちゃんの誕生が公表されていたわけです(コメタ、ナヌクピセル、ノルチェミルクマルル、ポロロ)。 ところが今年はまだ公表は4頭で、しかもそのうち2頭は人工哺育ですから、自然繁殖で誕生した赤ちゃんはまだ2頭しか誕生の事実が明らかにされていません。 16日の月曜日から始まる週が「山場」だと思います。 「山場」というのは、誕生の事実が公表される週としての「山場」であるという意味です。 マスコミの報道に乗せられて、まるでどこそこでの赤ちゃんの誕生のニュースを待つばかりであるなどと期待するのは全く意味のないことです。 願望は願望、現実は現実ということです。 いや、そもそも期待するということ自体も難しいわけです。 ある程度期待してよいのは大物お母さんの場合だけでしょう。 そうなると日本では今年はそうした大物お母さん、つまりララの出産の順番の年ではありませんので、今年は期待するということ自体が大変に難しいでしょう。 それが現実であるということです。

とはいうものの、世界中でホッキョクグマの赤ちゃん誕生の事実が公表されれば全てここに投稿するつもりです。 北米も欧州もロシアも日本も、そしてその他の国々も、ホッキョクグマに関することなら等しくここで取り扱っていくつもりであり、日本のニュースだけを重視するといった気持ちは毛頭ありません。 海外も国内も分け隔てなく扱うのがここの方針です。 そういった世界中からのニュースの中に、実はほとんど出産が期待されていなかったにもかかわらず出産に成功した雌が必ず含まれるであろうことも間違いないと思われます。 「ホッキョクグマの繁殖の不思議さ」 というものを再認識することになるかもしれません。 ホッキョクグマの赤ちゃんの誕生は決して期待して待つべきものではなく、突如としてあらわれてくる「不意打ち」にあるといってよいでしょう。
by polarbearmaniac | 2013-12-15 23:45 | Polarbearology

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

ロシア・西シベリア、セヴェル..
at 2017-06-22 23:00
ロシア・中部シベリアに記録的..
at 2017-06-21 18:30
アメリカ・フィラデルフィア動..
at 2017-06-20 23:50
デンマーク・オールボー動物園..
at 2017-06-19 22:00
オーストラリア・ゴールドコー..
at 2017-06-19 20:30
モスクワ動物園・ヴォロコラム..
at 2017-06-18 21:00
フランス・ミュルーズ動物園の..
at 2017-06-17 23:00
エストニア・タリン動物園の雄..
at 2017-06-16 23:55
ロシア・西シベリア、ボリシェ..
at 2017-06-15 23:55
ロシア・ウラル地方 ペルミ動..
at 2017-06-14 23:55

以前の記事

2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag


The Guest from the Future: Anna Akhmatova and Isaiah Berlin