街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・オハイオ州、コロンバス動物園のアナーナとオーロラの双子姉妹はダブル出産ならず

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アナーナとオーロラ Photo(C)Columbus Dispatch

アメリカ・オハイオ州のコロンバス動物園 (Columbus Zoo and Aquarium) の7歳になったアナーナとオーロラの双子姉妹にそろって出産があるかどうかは私が世界の動物園のなかで最も注目していた今シーズンの繁殖への挑戦の一つでした。 ところが例のビーグル犬のエルヴィス君が嗅覚によってホッキョクグマの妊娠の有無を判定するという新しい試みが昨年暮れから開始され、そしてそれによってアナーナとオーロラの双子姉妹は“妊娠なし”とエヴィス君に嗅覚判定で軽く一蹴されてからというもの、いささか注目度が減じてしまったことは否めませんでしたが、やはりここでこの双子姉妹のその後について書いておくこととします。 このたびコロンバス動物園はこのアナーナとオーロラの7歳の双子姉妹は妊娠していないと発表し、エルヴィス君の判定はコロンバス動物園においては正しかったことが明らかになりました。

10月に同園はこのアナーナとオーロラに妊娠の可能性を思わせる兆候があると明らかにしていたわけです。体重が増加し、そして偏食が見られ、雄のナヌークに対して敵対的な視線を送るなどという妊娠の可能性をうかがわせる兆候があったため、この双子は別々に産室のあるエリアに移され絶えずモニターカメラで監視体制がとられたそうです。 やがてこの2頭は産室内に引きこもってしまったそうですが、12月下旬にアナーナは産室内のそういった暮らしに興味を失ったように産室の外に出るようになり、そして今週になってオーロラもそういう状態になったため同園ではこの2頭は妊娠していないという判断を下したそうです。

同園では次のチャンスに期待したいと語っています。 アナーナもオーロラもまだ7歳になったばかりですからこの先のチャンスは十分あるでしょうから、今回は残念ではありますが将来に期待が持てます。 ただし現在同園でこの2頭のパートナーとなっている雄のナヌークは野生出身で、あの有名なバッファロー動物園のルナの父親で繁殖能力は証明済みですが、現在は推定26歳ですから、今年の春はまだ心配ないかもしれませんが来年の春は繁殖にはかなりきつい年齢となるでしょう。 そうなるとまた別の雄がコロンバス動物園にやってくるということになると思われます。 ともあれ、ビーグル犬のエルヴィス君の嗅覚判定はコロンバス動物園では正解となったわけです。

ここでこのコロンバス動物園のホッキョクグマ展示場 ("Polar Frontier") の設備について園長さんが語っている映像を見てみましょう。



(資料)
Columbus Dispatch (Jan.10 2014 - Pregnancy hopes dashed for polar bears at Columbus Zoo)
nbc4i.com (Jan.10 2014 - It's Official: No Baby Polar Bears At Columbus Zoo)
10TV (Jan. 9 2014 - Columbus Zoo Confirms Its Polar Bears Aren't Pregnant)

(過去関連投稿)
アメリカ ・ オハイオ州、コロンバス動物園のアナーナとオーロラ、美しき双子姉妹の楽しいハロウィーン
アメリカ ・ オハイオ州、コロンバス動物園に登場したナヌークへの期待 ~ 25歳の雄の繁殖能力への希望
アメリカ・オハイオ州、コロンバス動物園のアナーナとオーロラの双子姉妹、初産でのダブル出産なるか?
アメリカ・オハイオ州、コロンバス動物園がアナーナとオーロラの双子姉妹の出産に向け 「厳戒態勢」
アメリカ・デンバー動物園、コロンバス動物園などがホッキョクグマの妊娠判定にビーグル犬の嗅覚を利用へ
ビーグル犬のエルヴィス君の妊娠判定(5) ~ コロンバス動物園のアナーナとオーロラの姉妹は “妊娠なし”
by polarbearmaniac | 2014-01-11 01:00 | Polarbearology

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