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フランス、ミュルーズ動物園の新施設 “l'Espace Grand Nord” が4月開館 ~ ヴィックスとセシの近況

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ヴィックス(奥)とセシ(手前) Photo(C)AFP

フランス東部のミュルーズ動物園 (Parc zoologique et botanique de Mulhouse) では4月2日にホッキョクグマの新しい飼育展示施設である “l'Espace Grand Nord” (「北極空間」とでも訳しましょうか) がオープンすることになっています。 現在すでにこの新施設の完成前からオランダより3歳のロッテルダム動物園生まれの雄のヴィックスとレネンのアウヴェハンス動物園生まれの雌のセシが将来の繁殖を担うペアとして飼育されており、さらにオープンに合わせて27歳の雌のティナが預けられているボルドー近郊のパルミール動物園 (Zoo de la Palmyre) からミュルーズ動物園に戻ってくることになっている件については前回(「フランス東部 ミュルーズ動物園でのヴィックスとセシの近況 ~ 優先されるオランダの若年個体のペア形成」)までの投稿でご紹介した通りです。

このヴィックスとセシの新ペアの最近の様子をご紹介しておきます。



この新ペアはもともとオーストリア・ウィーンのシェーンブルン動物園に移動する可能性が濃厚だと考えられていたわけですが、それはヴィックスの母親であるオリンカの所有権がシェーンブルン動物園にあったためで(今でもそのはずです)、ヴィックスがオリンカお母さんの飼育されていたウィーンに行くだろうというのが非常に有力な見方だったからです。 まあいずれにせよ、何かの都合でヴィックスはセシと共にフランスにやってきたわけです。 私は幼少期のヴィックスセシにオランダで会っていますが、彼らももう三歳であり、そろそろ成長した姿をまた見たいものだと思っています。 現在雌のセシの体重は245キロ、ヴィックスは350キロ超だそうですが随分と成長したものです。

(資料)
France 3 (Feb.5 2014 - Ours blancs et renards polaires : un Espace Grand Nord au zoo de Mulhouse en avril)

(過去関連投稿)
フランス・アルザス地方のミュルーズ動物園の新施設建設計画 ~ 2頭のホッキョクグマの移動について
チェコとフランスにおけるホッキョクグマの搬出入の映像
フランス・ボルドー近郊、パルミール動物園のジュリ逝く ~ 故郷の新施設の完成を待たずに客死
オランダからスウェーデンへ ~ ヴィックスとセシの新ペアとしての旅立ちの日ついに来る
オランダ・ロッテルダム動物園のヴィックスの同園での最後の一日 ~ 最終移動先はウィーンか?
スウェーデンのオルサ・グレンクリットのベアパークに到着後のヴィックスとセシ
スウェーデン、オルサ・グレンクリットのベアパークのヴィックスが再び生まれ故郷のロッテルダム動物園へ
オランダ・ロッテルダム動物園のヴィックスの近況 ~ 故郷へ帰還の背景とオリンカお母さんの母性
フランス東部 ミュルーズ動物園でのヴィックスとセシの近況 ~ 優先されるオランダの若年個体のペア形成
by polarbearmaniac | 2014-03-06 02:00 | Polarbearology

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