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ドイツ・ブレーマーハーフェン臨海動物園で誕生の雌の赤ちゃんの名前が「ララ (ラーレ/Lale)」 に決まる

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ララ(ラーレ) Photo(C)dpa

昨年12月16日に北ドイツの都市ブレーマーハーフェンの臨海動物園でヴァレスカお母さんから誕生した雌の赤ちゃんの名前については公募が行われていました。 締め切りまでになんと6300 もの応募があったそうですが、19日に同園ではブレーマーハーフェンのグランツ市長も含めた審査員による名前の審査・選考が行われました。 候補を絞りつつ選考を行った結果、なんとララ (Lale) という名前に満場一致で決定したとのことです。 このララ (Lale) はブレーマーハーフェン市に生まれた有名な歌手で女優のララ・アンデルセン(Lale Andersen 1905-1972)にちなんだものだそうです。 あの「リリー・マルレーン」(Lili Marleen)を歌った歌手ですね。
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日本では彼女よりもあのマルレーネ・ディートリッヒ(Marlene Dietrich)が連合軍の側で歌ったほうが有名でしょう。
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ララ(ラーレ) Photo(C)dpa

さて、この今回決まった赤ちゃんの名前の Lale ですが、実は「ラーレ」と読むのがドイツ語としては正しいわけです。 ところがこの「リリー・マルレーン」を歌ったブレーマーハーフェン市ゆかりの有名な人物である Lale Andersen を、実は 「ララ・アンデルセン」 と日本語で表記するのは確固たる慣例となっているようです。 この慣例表記というのはやはり尊重しなければいけないものでもあり、通常ならば私は 「ラーレ」 と表記したいところですが、「リリー・マルレーン」を歌ったLale Andersen の名前を由来としたこの赤ちゃんですので、散々迷ったあげく 「ララ」 という慣用表記を採用することとします。 そして以降、この赤ちゃんの名前を「ララ(ラーレ)」 と併記して表記することとします。 私はこの表記というものに非常にうるさい人間ですが、今回のこの Lale には本当に困りました。

(*後記 - この赤ちゃんの名前の最終選考と発表の様子を地元のTVが取材しています。 審査員は明確に「ラーレ」と発音していますが、アナウンサーは「ララ」に近い音で発音しています。 実に微妙ですね。)



(資料)
Zoo am Meer (News Mar.19 2014 - Hurra, unser Eisbär-Mädchen hat einen Namen: Lale!)
BILD (Mar.19 2014 - Eisbärchen hat jetzt einen Namen: „Lale“)
WESER-KURIER (Mar.19 2014 - Eisbären-Baby heißt Lale)
kreiszeitung.de (Mar.19 2014 - Eisbären-Mädchen heißt Lale)
Radio Bremen (Mar.19 2014 - Sie heißt Lale!)

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by polarbearmaniac | 2014-03-20 00:00 | Polarbearology

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