街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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マルル、その「正統派ホッキョクグマ」 が克服を期待される試練 ~ 「我らが時代」のホッキョクグマの姿

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このマルルはポロロと比較すると私の眼には姉格にあたると考えている。
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どこか夢見がちなポロロと比較すると、このマルルは現実主義者かもしれない。
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このマルルは「正統派ホッキョクグマ」とまでは断言しないものの、ポロロよりは「正統派」に近いのである。 何故なら、このマルルのほうがポロロよりも「アポロ的」な存在であるからだ。
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そのマルルがこうして熊本に来たということは、やはり神が与えた試練だろうと思っている。
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ここ熊本で飼育員さんや地元の人々とうまくやることと同時に、彼女には自分の特徴を維持発展させていかねばならない試練の時がやってきたように思う。 それは、彼女が将来発揮することが期待されている母性の萌芽をここで育てていくことができるかどうかである。
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私はこうしてこの年齢で雌の双子を引き離すことにはもともと反対である。 しかし現実にこうなってしまったからには、このマルルと徳島のポロロのそれぞれ別個の成長をさらに見守っていかねばならないと思っている。
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アイラ、マルル、ポロロのいっだい誰がララの後継者としてふさわしいかについてはまだわからないとしか言いようがない。
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なにしろこのマルルは転落事故にも無傷だったという神の恩寵を受けたホッキョクグマである。 私は真面目な話、このマルルが無傷だったためにキャンディはその代償で出産できなかったと考えているほどである。
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私はマルルとポロロの初公開以来、足繁く札幌に行ってこの双子の成長を自分に眼で追ってきたつもりである。 関東に住んでいる人間としては時間が許す限り出来うることを精一杯やってきたつもりである。 そして移動後の初公開のポロロに会いに徳島に行き、そしてこうして移動先の熊本での公開日のマルルに会いに熊本にやってきた。
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このあたりでこの双子から他に目を転じたいという気持ちもないわけではない。 しかしこうして離れ離れになってしまった彼女たちを見ると、まだまだこの2頭を追っていかねばならないとさらに思うようになった。
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ララファミリーは「我らが時代」 のホッキョクグマなのである。 「我らの時代」の「我らが偉大なホッキョクグマの母ララ」に敬意を表し、彼女の子供たちの成長を今後も追うことを十字架として背負うこととしたい。
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Nikon D5300
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
(Mar.21 2014 @熊本市動植物園)

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さあ、熊本から取って返す。
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羽田に向かう。
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羽田で乗り継ぎである。
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九州から一気に北海道へと日本縦断である。

(Mar.21 2014 @旭川)

(過去関連投稿)
とくしま動物園でのポロロ歓迎式、そしてポロロの自信に溢れた徳島での公式デビュー
ポロロ、その優れた適応性、そしてその執着力が予感させる器の大きさ ~ 大輪晩開の花
by polarbearmaniac | 2014-03-21 23:30 | しろくま紀行

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