街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る

ウクライナ南部・ムィコラーイウ動物園に来園したモスクワ動物園生まれの雌のジフィルカの人気高まる

a0151913_0412577.jpg
ジフィルカ  Photo(C)Valerchik Garmanov

モスクワ動物園でシモーナお母さんが2011年11月27日に産んだ三つ子の一頭である雌のジフィルカ (Зефирка) が3月29日にウクライナのムィコラーイウ動物園に移動してきた件についてはすでに投稿しています。 その彼女の最近の様子を伝える映像が公開されていますのでご紹介しておきます。



予想されてはいましたがやはり飼育環境は良好とは言えませんね。 水をもっと入れ替えてやってほしと思います。 しかしなかなか元気そうで悠然と泳いでいる様子には安心します。 ムィコラーイウの地元の報道によればジフィルカはこの動物園で大変な人気を博しているそうです。やはり若い雌のホッキョクグマですので、見ていて美しさを感じるということなのでしょう。 すっかり人々の心を捉えてしまったようです。 このジフィルカは日本のホッキョクグマで言えば、アイラより一歳若く、マルルやポロロやミルクより一歳年長ということになります。
a0151913_0415827.jpg
ジフィルカ  Photo(C)Valerchik Garmanov

さて、ここで前回の投稿である「ウクライナ・ムィコラーイウ動物園に来園したジフィルカの近況 ~ 場当たり的なEARAZAの繁殖計画か?」を再度ご紹介いただきたいのですが、この2歳半になる雌のジフィルカは将来このムィコラーイウ動物園で繁殖を担う予定であるようですが、仮に噂通りチェコ・ブルノ動物園の雄のナヌクがここに移動してくるとすれば、ロシアのロストフ動物園に移動したコメタのケースと同様、またブルノの地元ファンが「こんな環境の悪い動物園に大事なコメタを移動させるとは何事か!」といって大騒ぎすることは必至でしょう。 しかし、どうも私にはナヌクがこのムィコラーイウ動物園に移動してくるということにはならないような予感がします。 移動スキームを作り上げたEARAZAを牛耳るモスクワ動物園は、また別なことを考え始めているのではないでしょうか。 というのも、本当にナヌクがムィコラーイウ動物園に来園するというならば、もうとっくに来ていなければならないはずだからです。何か予期しない別の問題が生じているのではないでしょうか? 本当にロシアやウクライナといった地域の情報は表向きの話の裏側で何が起こっているかが掴み取りにくいですね。
a0151913_0424840.jpg
ジフィルカ  Photo(C)Valerchik Garmanov

(資料)
Сайт города Николаева (Apr.15 2014 - Москвичка «Зефирка» уже адаптировалась в николаевском зоопарке)

(過去関連投稿)
モスクワ動物園のシモーナお母さんの三つ子の一頭の雌がウクライナ・ムィコラーイウ動物園に移動へ
ウクライナ、ムィコラーイウ動物園がホッキョクグマの輸入許可を取得するものの立ちはだかった難題
ウクライナのムィコラーイウ動物園にモスクワ動物園のシモーナの三つ子の一頭の雌のジフィルカが到着
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園にモスクワ動物園から到着したジフィルカを伝えるニュース映像が公開
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園にモスクワ動物園から到着したジフィルカが元気に展示場に登場
ウクライナ・ムィコラーイウ動物園に来園したジフィルカの近況 ~ 場当たり的なEARAZAの繁殖計画か?
ロシア南部・ロストフ動物園とウクライナ・キエフ動物園との間の紛争 ~ 「ホッキョクグマ詐欺」事件の概要
チェコ・ブルノ動物園のコメタがロシア・ロストフ動物園へ ~ ブルノ、モスクワ、ロストフの巧妙な三角関係
by polarbearmaniac | 2014-05-08 23:45 | Polarbearology

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

アメリカ・トレド動物園のホー..
at 2017-09-26 10:00
ロシア北東部の内陸をさまよう..
at 2017-09-26 03:00
ウクライナ・ハリコフ動物園の..
at 2017-09-25 03:00
ロシア北東部サハ共和国で北極..
at 2017-09-23 22:00
ロシア・ペルミ動物園が間もな..
at 2017-09-23 00:30
大阪・天王寺動物園がゴーゴの..
at 2017-09-22 01:00
ロシア・西シベリア、ボリシェ..
at 2017-09-21 01:00
アメリカ・オレゴン動物園のノ..
at 2017-09-21 00:30
ピョートル(ロッシー)とクラ..
at 2017-09-20 06:00
ロシアのサーカス団の4頭のホ..
at 2017-09-20 00:30

以前の記事

2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Lenin's Tomb: The Last Days of the Soviet Empire


Resurrection: The Struggle for a New Russia


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag