街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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オーストリア・ウィーンのシェーンブルン動物園で新施設の「フランツ・ヨーゼフ・ラント」 がオープン

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Photo(C)APA

約二年半にわたって9百万ユーロ(約11億円)を投じて建設されてきたウィーンのシェーンブルン動物園のホッキョクグマ新飼育展示場である 「フランツ・ヨーゼフ・ラント (“Franz Josef Land")」 が昨日木曜日の22日に正式にオープンしました。これで名実ともにウィーンにホッキョクグマが戻ってきたというわけです。 この施設はホッキョクグマの飼育展示部分の面積だけで1700㎡にも及び、水のある部分は450㎡あるそうです。 まあこういった新施設はスペックを並べるよりも実際に行って体験しないとわからないでしょう。 この新施設のプールで泳ぐランツォの姿を見てみましょう。



シェーンブルン動物園は過去のホッキョクグマの繁殖実績に誇りを持っているようで、この新しい施設である「フランツ・ヨーゼフ・ラント」 でもホッキョクグマを繁殖させたいと非常に意欲的です。 当面飼育するのはフィンランド・ラヌア動物園生まれの雄のランツォとオランダ・アウヴェハンス動物園生まれの雌のリンの二頭ですが、前回の投稿でも述べましたが秋にはもう一頭の雄の幼年個体がこの二頭に加わるとのことです。 シェーンブルン動物園ではその「第三のホッキョクグマ」は雌になるかもしれないとHPで述べています。 仮に雌ならばその個体がランツォとペアを組むことになり、リンは他園に移動となるでしょう。 予定通り「第三のホッキョクグマ」が雄ならば、その個体がリンとペアを組んでランツォが他園に移動となるでしょう。
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Photo(C)APA

このウィーンという街も私にとっては昔から思い出深い街で、素晴らしい音楽体験を含め仕事上でも非常に貴重な体験を数多く重ねることができた街です。 近いうちにまた出かけていく (戻る)とすればそこでは私は一時的にホッキョクグママニアではなくなって通常の人間に戻るかもしれません。 それほどあそこでは過去の人間の営みが作り上げたものが奥深くそして魅力的であり、それに深く入り込んでいく楽しみは他を持って代えがたいものがあります。 それは眼に見えるものであれ見えないものであれ、芸術と文化のそれぞれが織りなす多層性とでもいったらよいものです。
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Gustav Klimt : "Der Kuss" (1907–1908)

(資料)
Tiergarten Schönbrunn (May.22 2014 - Die Eisbärenwelt ist eröffnet!) (Franz Josef Land) (Unsere Bären)
Wiener Zeitung (May.22 2014 - Mehr Platz für zwei Neue)
Kurier (May.22 2014 - Schönbrunn eröffnet Eisbärenwelt)
Vienna Online (May. 22 2014 - Eisbärenwelt im Wiener Zoo Schönbrunn wurde offiziell eröffnet)

(過去関連投稿)
ウィーンのシェーンブルン動物園にランツォ、そしてリンが無事到着  ~ 秋には「第三の個体」が来園
by polarbearmaniac | 2014-05-24 01:00 | Polarbearology

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