街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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男鹿水族館がホッキョクグマ購入契約の着手金返還訴訟で動物商に勝訴 ~ 動物商の真の意図を探る

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豪太 (2013年9月14日撮影 於 男鹿水族館)

先月末に男鹿水族館がホッキョクグマの売買契約をめぐり動物商を相手に売買契約着手金返還訴訟を提起したことについてはすでに投稿しています(「男鹿水族館がホッキョクグマ売買をめぐり動物商を提訴 ~ その報道内容の裏側に隠された重大な意味」)。 この訴訟について18日に秋田地方裁判所が被告である動物商に対して男鹿水族館の支払った着手金全額の返還を命じた決定を出しています。 つまり男鹿水族館の全面勝訴です。 この結果は十分に予想できたことでした。 しかし私にはこの事件の後ろにある事情に非常に興味を持っています。

まず、訴訟社会であるアメリカと違い日本の社会においては訴訟によって物事を解決しようとする場合は、話し合いがこじれにこじれたような、よほど稀なケースであるということです。 しかも訴訟提起後に被告(動物商)側は原告(男鹿水族館)に返金の意思があることをマスコミの取材で語っていたわけですから、それだったら事前に男鹿水族館とこの動物商との間の話し合いで着手金の返還は難しいものではなかったはずです。 ところが今回の件はなぜ訴訟にまでなったのかが非常に不可解な問題です。 実はここにこの事件に隠された大きなポイントがあるわけです。 考えうる可能性は二つあります。

① 動物商は資金繰りの苦しさで着手金の返還を渋った

② 動物商は男鹿水族館による契約上の納期の延長を期待していたために着手金の迅速な返還を渋った


一般的に言えばこの種の訴訟が提起される原因は①が非常に多いわけです。 ところが今回のケースでは返還を求められている着手金の金額は352万円であり、資金繰り云々を問題とするにはかなり小さな金額です。 よってこのケースが訴訟にまで至った理由として①は考えにくいことにように思えます。 

次に②ですが、これは考えうる可能性が大いにあると思います。 実は5月29日付の一部の報道の中で動物商は「東欧から子グマが引き渡される計画だったが、体調不良などで断念し、別のクマを探していた。」 と述べているからです。 この「東欧の個体」というのは私が前回の投稿で述べたベオグラード動物園生まれのハイブリッドである雄のバベ(現中国・江西省、南昌市、南昌海洋公園)です。 このバベは結局は日本に来ることはなかったわけで、動物商はそれに代わる雄の個体を求めたであろうことは前回の私の投稿でも予想したことでした。 その後この動物商は(雄の)ホッキョクグマの入手を図ったことは間違いないと思われますが、一つだけ注目せねばならない情報があります。 この動物商は自己のHPのなかの2013年のニュースページでモスクワ動物園を訪問したという話の中でこういう内容を語っています。 わかりやすいようにほんの少し言い換えます。 それは、「モスクワ動物園は財政難なので日本と動物の交換をしたいそうなので、(モスクワから) ホッキョクグマを出してくれたら(モスクワの)希望の動物を(日本からモスクワに)送ると言っておいた。」 という内容です。 この動物商がモスクワ動物園を訪問したのが本当に2013年なのかは判然としません。 なぜなら2013年のニュースページに2004年の内容の記事(セルビアの動物園訪問記)も記されているからです。 さらに、このHPに掲載されているモスクワ動物園の写真は本当にこの動物商がこの訪問の時に撮影したものかどうかも問題です。 ホッキョクグマの写真を見て下さい。 雪景色のモスクワ動物園のB展示場です。 そこに親子の姿が写っています。 雪の見える冬の日のB展示場にこうして親子が存在したのは最近では2010年12月から2011年1月までのムルマお母さんと娘のムーシャ (現・北京動物園、血統登録上ではベルリン動物公園のトーニャ)でしかありえません。 子供の体が大きいことから考えてもこれは2011年1月の写真ではないかと推察できます。 とすれば、この動物商がモスクワ動物園を訪問してホッキョクグマのことを話したのは2013年ではなく実は2011年ではなかったかという推定は成り立ち得ます。 一方で、写真は2011年に撮影されたものを使用し、実際の訪問はやはり2013年だった可能性もあります。 非常に微妙です。
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シモーナと娘のジフィルカ(現 ウクライナ・ムィコラーイウ動物園)
(2012年9月23日撮影 於 モスクワ動物園)
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ムルマと娘のムーシャ(美美 - 現 北京動物園)
(2010年7月30日撮影 於 モスクワ動物園)

しかしこの動物商のモスクワ動物園訪問が2011年であろうと2013年であろうと、男鹿水族館(つまり最終的には釧路市動物園)に納入するホッキョクグマについて、それをモスクワから調達しようという意図はあったものと一応の推定は成立しそうな気もします。 しかし一方で、この動物商は男鹿水族館に納入するためだけにモスクワ動物園でホッキョクグマの話を出したのだとも言い切れません。 他の動物園のためにも動いた可能性は十分残ります。 何故なら、「ホッキョクグマを出してくれたら希望の動物を(日本からモスクワに)送る」 とまで言っているからです。 男鹿水族館は動物園ではありませんからモスクワ動物園に対してホッキョクグマの交換として送る動物は飼育されていません。 ということはつまりこの動物商が「希望の動物を(日本からモスクワに)送る」 と言ったのは、男鹿水族館からではなく他の動物園からを念頭に置いていたのではないかとも思えるわけです。
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キロル (2013年3月16日撮影 於 浜松市動物園)

ここで時期的に奇妙に符合する事件を思い出してみなければなりません。 それは2013年2月の「浜松市がキロルのパートナーの購入を検討 ~ 奇妙な報道の内容をどう考えるか」 という投稿の内容についてです。 この時は浜松市動物園がキロルのパートナーの入手を狙い購入可能な個体を見つけて内々で白羽の矢を立てたという事件でした。 この動物商のモスクワ動物園訪問が仮に2013年初頭のことでしたら時期的に言えばこの動物商は浜松市動物園の意向を受けていたと考えることは可能です。 ということは浜松市動物園がキロルのパートナーとして白羽の矢を立てた雌の個体はシモーナの三つ子の一頭である雌のジフィルカ (現・ウクライナ、ムィコラーイウ動物園)だったということになります。 何故なら、モスクワ動物園にはその当時雌の幼年個体はジフィルカしかおらず、残りは全て雄の幼年個体だったからです。 ところが昨年(2013年)暮れに私はあるホッキョクグマファンの方から実に意外な証言を聴きました。 その方の言うには 「狙っていたホッキョクグマは北京に取られた」 と浜松市動物園は言っていたそうです。 この「北京に取られた」というのはもちろん「北京動物園に取られた」という意味でしょう。 しかし北京動物園がモスクワ動物園から導入した雌の個体は2011年1月に入手した雌のムーシャ(美美)以外にはあり得ません。 私はそのホッキョクグマファンの方の情報を聞いたときに、浜松市動物園がキロルのパートナー入手を狙い始めたのは「白羽の矢報道」があった直前の2013年1月ではなく、実は2011年初頭というかなり早い段階 (*注 - つまりキロルの浜松行きが内定したという段階)からだったのではないかと考え、非常に不思議で意外な気がしたわけでした。 ところが今回の件で動物商がモスクワ動物園を訪問した記事と共に掲載されている写真が2010年12月、もしくは2011年1月の写真であることから考えれば、この動物商がモスクワ動物園でホッキョクグマの入手の話を切り出したのは2013年ではなくやはり2011年と考える方が説明がつくという感じも一方ではするわけです。
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デア (2013年6月16日撮影 於 上野動物園)

では、この動物商が浜松市動物園以外の動物園のために動いた可能性があるとすれば、それは上野動物園だったでしょう。 2011年初頭の段階で上野が欲しかったのは雌の幼年個体だったでしょう。 一方2013年初頭に上野が欲しかったのはすでに入手していたデアのパートナーとなる雄の個体であるはずです。 2011年初頭にはモスクワ動物園の「手持ち」には雌が3頭(シモーナの娘2頭とムルマの娘一頭)です。 2013年初頭にはモスクワ動物園の「手持ち」には雌が一頭、雄が三頭(つまりシモーナの息子が二頭、娘が一頭、ムルマの息子が一頭)です。 この動物商のモスクワ動物園訪問が2011年であれ2013年であれ、上野の希望に合致する性別の個体をモスクワ動物園は「手持ち」としていたわけです。 現在上野にはすでにデアがいますので、欲しいとすれば雄の個体でしょう。 となれば仮にこの動物商のモスクワ動物園訪問が2013年初頭だったとすれば話は合うことになります。
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ツヨシ (2014年6月14日撮影 於 釧路市動物園)

以上を総合的に考えれば、この動物商のモスクワ動物園訪問は2011年初頭ではなく、やはり2013年初頭だったと考える方が状況に合致しているように思われます。 となれば、こういうシナリオを考えてみることはあながち不可能ではありません。 それはこういう推論です、「上野も男鹿もホッキョクグマの雄の個体が欲しいが、モスクワ側が他動物との交換を希望しているために、それに対応できるのは男鹿ではなく上野しかない。 上野がモスクワの交換条件を飲めば現在モスクワにいるシモーナの息子一頭を上野に引き渡し、上野が飲まなければその個体は最終的には男鹿に売ればよい。」 という動物商のシナリオです。 そしてこの推論の上にさらに推論を重ねます。 「上野とモスクワの間で何らかの要求のすり合わせに非常に時間がかかり、その間に動物商が男鹿水族館へ個体を納入する期限が到来してしまった。 上野とモスクワの合意の成否はまだわからないため、それまでの間は動物商は男鹿への納期の延長を希望した。そのために男鹿水族館への納入期限が到来しても着手金返還をしないでおくほうが男鹿水族館との契約延長を行うのには都合がよいと動物商は考えた。」  これが真相だったのではないでしょうか? しかし今回の男鹿水族館の訴訟提起により男鹿水族館と動物商との関係は断ち切られたことになります。 となれば、あとは上野がこのモスクワの2歳半になる雄の個体を入手できるか否かが問題である...ということではないでしょうか?
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ミルク (2014年6月14日撮影 於 釧路市動物園)

仮に上記の推論が正しく、そして仮に私が男鹿水族館の立場だとして、そして仮にこの動物商が男鹿と他動物園(つまり上野)の二股かけていることを知っていたならば、私は納期の延長(つまり契約期間の延長)に応じたでしょう。 何故なら、うまくいけばこのモスクワ動物園の二歳半の雄の個体の入手ができる可能性があるからです。 この雄の個体を釧路市動物園に送ると、これはツヨシではなく年齢的にはミルクのパートナーにピッタリです。 ミルクの方が一歳だけ年下という絶妙な年齢のペアとなる可能性があります。 その雄の個体、つまりそれはシモーナが2011年11月に産んだ三つ子の一頭の雄となりますが、これはズバリ、「冒険家ちゃん」(下の写真)を意味することになります。
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2011年11月モスクワ動物園生まれの三つ子の一頭の雄 「冒険家ちゃん」
(2012年9月20日撮影 於 モスクワ動物園)

さて、今回の訴訟で男鹿水族館と動物商との関係は「断ち切られた」わけです。 つまりこのことは、上の「冒険家ちゃん」はミルクやツヨシのパートナーにはならないことを意味します。 となれば....デアのパートナーはこの「冒険家ちゃん」なのかもしれません。 しかしそうしてまで果たして上野がモスクワから個体を導入しようと考えているか...これはかなり無理な話かもしれません。 やはり上野はデアのパートナー候補には依然としてイコロを考えているのではないでしょうか。
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イコロ (2014年6月7日撮影 於 おびひろ動物園)

私はモスクワ動物園の若年・幼年個体が日本に来ることは非常に嬉しく思います。 彼ら、彼女らには全てモスクワで会いましたし、長い時間にわたって観察もしました。 シモーナやムルマといった母親も実に立派で、申し分のない育児を行っているのをこの眼で見ています。 ただしかし、シモーナの子供たちを新たにまた日本に連れてきてキロルやデアやツヨシやミルクとペアにするというのは将来的に血統の行き詰まりをもたらし易いという弊害が強くあるわけです。 しかし、アンデルマ - ウスラーダ - シモーナという三代にわたる鉄壁の輝かしい血統による繁殖能力の優秀さと個体数の多さの前にはいかんともし難いものがあります。 そしてさらにノヴォシビルスク動物園のシルカまで入手を希望している日本の動物園があるわけです。 しかしこのシルカはウスラーダの孫です。要するに「アンデルマ/ウスラーダ系」なのです。今回この動物商が入手しようとしていたのは雄ですから、雌のシルカには関心はないでしょう。 しかしシルカを入手できたとして、そのパートナーはララファミリー以外には難しいでしょう。 またまた難問ですね。 イジェフスク動物園の雄のニッサン君の父親のノルドはシモーナの息子です。 しかしニッサン君を入手しようという日本の動物園があるかもしれません。 またまた「アンデルマ/ウスラーダ系」です。 片や、日本では圧倒的なララファミリーの若年・幼年個体の勢力の拡大という事実があるわけです。 おっと、それから以前に「ロシア・シベリア中部、クラスノヤルスク動物園の野生出身の新ペアの繁殖への期待 ~ 日本は果実を狙え」という投稿を行っています。 円山動物園はこのクラスノヤルスク動物園の野生同士のペアの繁殖の果実を何が何でも入手すべきです。 雄ならばそれをデナリの後継熊にするということです。 動物商というのは動物を売買して利益を上げるというだけの商売です。 ですから彼らは血統のこと、繁殖のことなどはどうでもよい話だということです。 そういうことは彼らの仕事ではありません。 血統のこと、繁殖のこと、どの個体を入手したらよいかをを考えるのは動物園の側だということです。 さらに、種別調整者のリーダーシップも重要だということは言うまでもありません。

さてさて...日本のホッキョクグマの繁殖問題は実に頭が痛いですね。 混沌とした先の見えない状況が続きそうです。 いや、正確に言えば 「先が見えない」 のではなく 「先が見えてしまっている」 ということが問題なわけです。 「先に何が見えるのですか?」 と質問されそうですね。 「先」、それはすなわち「行き詰まり」、「袋小路」 ということです。

(資料)
スポーツニッポン (Jun.18 2014 - ホッキョクグマ売買 前払い金返還命じる 期限になっても引き渡されず
スポーツニッポン (May.29 2014 - 秋田の水族館が動物商提訴 ホッキョクグマ売買めぐり

(過去関連投稿)
男鹿水族館がホッキョクグマ売買をめぐり動物商を提訴 ~ その報道内容の裏側に隠された重大な意味
浜松市がキロルのパートナーの購入を検討 ~ 奇妙な報道の内容をどう考えるか
北京動物園のムーシャ(美美)の素顔 ~ 青春を謳歌する活発な小娘
ウクライナのムィコラーイウ動物園にモスクワ動物園のシモーナの三つ子の一頭の雌のジフィルカが到着
ロシア・シベリア中部、クラスノヤルスク動物園の野生出身の新ペアの繁殖への期待 ~ 日本は果実を狙え
by polarbearmaniac | 2014-06-20 06:00 | Polarbearology

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