街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・オハイオ州、トレド動物園のスーカーとサカーリの双子がミネソタ州のコモ動物園へ移動が内定

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スーカーとサカーリ Photo:youtube

アメリカ・オハイオ州のトレド動物園で一昨年2012年の11月21日にクリスタルお母さんから誕生した雌と雄の双子であるスーカーとサカーリですが、現地の報道によりますとトレド動物園はこの双子が秋にクリスタルお母さんと別れてミネソタ州セントポール市にあるコモ動物園 (Como Park Zoo & Conservatory) に二頭そろってこの秋に移動することになったと明らかにしたことを報じています。 具体的な移動日はまだ未定だそうです。
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Photo(C)AP

トレド動物園は現在アメリカ動物園・水族館協会 (AZA - Association of Zoos and Aquariums) におけるホッキョクグマ飼育・繁殖担当部門で重要な役割を果たしており、その中心人物は同園のランディ・メイヤーソン博士です。 このメイヤーソン博士が繁殖計画の作成と個体移動プランの作成に大きな役割をはたしているわけです。この方が今回のスーカーとサカーリのコモ動物園への移動計画を立案したというわけです。 このメイヤーソン博士がホッキョクグマを取り巻く問題、飼育下でのホッキョクグマとその繁殖、その他諸々についてトレド動物園で講演している映像がありますのでご紹介しておきましょう。 約15分間です。 実に有益で必聴の講演だと思います。 ホッキョクグマに関してこれだけ広範囲の内容をまとまった時間できちんと語れる人が果たして日本の動物園関係者にいったい何人いるでしょうか?



このトレド動物園では今春、スーカーとサカーリの父親であるマーティ と、この動物園で飼育されているもう一頭の雌である19歳の野生出身のナヌヤークに繁殖行為が確認されているそうですので年末にはまたトレド動物園でホッキョクグマの赤ちゃんの誕生があるかもしれません。 ちなみにこのナヌヤークは2006年11月にニキータ(現 カンザスシティー動物園)を出産した経験があるだけに期待が持てます。

さて、とうとうスーカーとサカーリもクリスタルお母さんのもとから旅立つことになりましたか。比較的最近のこの双子の映像を見てみましょう。一緒に写っているのはクリスタルお母さんです。







本当に大きくなりました。

(資料)
Toledo Blade (Aug.21 2014 - Polar bear cubs leave Toledo)
wgte (Oct.31 2012 - Randi Meyerson - "Climate Change and Polar Bears" )
(*追加資料)
Minneapolis Star Tribune (Aug.23 2014 - Polar bear twins coming to Como Zoo)

(過去関連投稿)
アメリカ・オハイオ州のトレド動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生!
アメリカ・オハイオ州、トレド動物園で誕生の双子の赤ちゃんの産室内映像が公開
アメリカ・オハイオ州 トレド動物園で誕生の双子の赤ちゃんがクリスタルお母さんと戸外へ!
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アメリカ・オハイオ州 トレド動物園の双子の赤ちゃん、スーカーとサカーリが遂に一般公開される
アメリカ ・ オハイオ州、トレド動物園の双子の赤ちゃん、スーカーとサカーリの近況 ~ 映像と解釈
アメリカ ・ オハイオ州、トレド動物園の双子の赤ちゃんのスーカーとサカーリがTVでの同園のCMに登場
アメリカ・オハイオ州、トレド動物園のスーカーとサカーリの近況 ~ “Polar Expressed” に描かれた姿
by polarbearmaniac | 2014-08-22 16:00 | Polarbearology

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