街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・ニューヨーク州、バッファロー動物園のルナの精密検査の結果が発表 ~ 左後脚二か所の骨折

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ルナ Photo(C) WIVB4

アメリカ・ニューヨーク州のバッファロー動物園で一昨年2012年の11月に生まれ、人工哺育で育てられた雌のルナが先週土曜日に飼育展示場で足を滑らせて14フィート(約4.3メートル)下の保護用の堀に転落し同園内の動物病院でX線などの精密検査を受けたことは すでに投稿していましたがその精密検査の結果についてバッファロー動物園より発表がありました。 ルナは左後脚の関節の上の脛骨(けいこつ – tibia)と腓骨 (ひこつ – fibula)の骨折という診断です。 日曜日の31日にシェリダン動物病院の医師によって外科的手術が行われたそうです。 その他には異常はないとのことです。 現在ルナはしっかりとした意識のある状態で食事も摂っているそうです。 バッファロー動物園の発表によればルナは一応は歩行は可能であるということのようですが数週間は非展示場 (off exhibit) での飼育となりケガが癒えるまで動き回ることが制限されるということだそうです。 カリーについては通常の展示のようです。

ウーン...やはりルナは骨折していましたか。 前の投稿の追記部分でご紹介したTVニュースの映像で見る限りあの堀は深さが14フィート(約4.3メートル)もあるようには見えませんが、やはり転落したとなると無傷というわけにはいかなかったようですね。 円山動物園で昨年9月にやはり堀に落下したマルルが無事だったというのはやはり奇跡だったのだ...そう言ってよいと思います。 ルナの今回の負傷ですが、やはり軽い方だったわけで本当によかったと思います。 バッファロー動物園は決して急がず、じっくりとルナの回復の経過を見守ってやってほしいと思います。

(*追記 - 地元のTV局の報道によりますと、正午過ぎにルナが掘に転落した日の午前中、同園内のトナカイの展示場で何人かの子供たちがレーザー光線を動物たちに当てるいたずらをしていたのが目撃されており、それを止めるように同園のスタッフから注意を受けていたそうです。 それとこのルナの転落事故との関係はわからないといったところのようではありますが、仮にルナの顔にそれが向けられたことによって堀の縁を歩いていたルナがバランスを崩して堀に転落したのだとすればこれは極めて重大な問題です。 さて、バッファロー動物園は今回のルナ転落事故の責任問題についてかなり防御的な姿勢を示しています。 同園に対する非難の火が大きくならないように先回りして対処しようという姿勢がいくつかの報道に対する回答で見てとれます。 今回の同園内でのレーザー光線の存在の事実を地元のマスコミに明らかにしたこともそういった同園の先回りした姿勢を意味するものかもしれません。 以下はレーザー光線との関連の可能性について触れているTVニュースです。 冒頭はCMです。)



(資料)
Buffalo Zoo (Sep.2 2014 - Luna the Polar Bear Recovering After Fall)
The Buffalo News (Sep.2 2014 - Polar bear Luna suffered broken leg in fall at zoo)
Business First of Buffalo (Sep.2 2014 - Luna has surgery; remains off exhibit for a few weeks)
TWC News (Sep.2 2014 - Luna Recovering From Two Broken Bones)
(*追加資料)
WIVB (Sep.2 2014 - Kids caught taunting animals with laser beam at Buffalo Zoo)

(過去関連投稿)
アメリカ・ニューヨーク州、バッファロー動物園のルナが約4.3メートル下の堀に転落、救出後に精密検査へ
札幌・円山動物園のマルル転落事件後の同園の関連発表 ~ "Nothing can come of nothing."
札幌・円山動物園、一昨日のマルルの転落事故についてHPで説明
札幌・円山動物園、マルル転落事故の経過と今後の対策を発表
by polarbearmaniac | 2014-09-03 01:00 | Polarbearology

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