街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア・黒海沿岸、ゲレンジークのサファリパークで保護の雌の野生孤児スネジンカの一般公開の日が迫る

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スネジンカ Photo(C)Хорошие новости о животных

この夏にロシア極北・アルハンゲリスク州のノーヴァヤ・ゼムリャー島で発見・保護された生後7か月と推定された雄と雌の双子の野生孤児個体のうち雄のバルーはイジェフスク動物園ですでに一般公開され私も先日彼に会ってきたばかりですが、雌のスネジンカという名前で呼ばれている雌についても間もなくゲレンジークのサファリパークで一般公開となる予定であることをサファリパークが明らかにしています。 前回の「ロシア・黒海沿岸、ゲレンジークのサファリパークで保護・飼育されている雌の野生孤児スネジンカの姿」という投稿でご紹介した内容をさらに補足した内容が報じられましたのでここでさらにそれをご紹介しておきます。
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スネジンカ Photo(C)Кубанские Новости

このスネジンカですがサファリパークが明らかにしたところによりますとやはり母親は密猟者に殺されてしまったようで、双子そろって空腹で餓死しそうになっていたところを地元民に保護された後に連邦政府の自然管理局 (RPN - Федеральная служба по надзору в сфере природопользования) によって保護・飼育される施設が選定されたということを明らかにしています。 雄のバルーと別々の施設で飼育されることになった理由はやはり前回もご紹介した通り雄のバルーが雌のスネジンカの体に噛みつくなど非常に乱暴な行動をとったためだそうです。 スネジンカがサファリパークに連れてこられたときは体がバルーに噛みつかれた多くの傷があったそうですが、それは非常に早く癒えたそうです。 食欲も旺盛で特にリンゴが大好物のようでプール遊びも多彩さを増してきているとのことで、ファリパークはこのスネジンカの一般公開の際にはお祝いの会を開催して多くの人々を招待したいと語っています。 30日間と言われている検疫期間はもう終了しているはずですから一般公開開始は時間の問題でしょう。
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Photo(C) Хорошие новости о животных

このスネジンカは貴重な雌の野生個体ですのでロシア国内に留まることは決定的ですが今後の動向、特に将来のパートナーがどの雄の個体になるかに注目が集まることとなるでしょう。

(資料)
Новороссийский рабочий (Sep.19 2014 - Белые медведи на Черном море)
Хорошие новости о животных (Sep.27 2014 - В геленджикском сафари-парке приютили белого медвежонка)
Кубанские Новости (Sep.16 2014 - Яблоки для полярной Снежинки)
Комсомольская правда (Sep.22 2014 - В геленджикском Сафари-парке удочерили медвежонка-сироту)

(過去関連投稿)
ロシア極北ノーヴァヤ・ゼムリャー島でホッキョクグマの双子の孤児が保護 ~ 一頭がイジェフスク動物園へ
ロシア極北ノーヴァヤ・ゼムリャー島で保護された野生孤児バルー、そのイジェフスク動物園での映像
ロシア連邦・ウドムルト共和国のイジェフスク動物園で野生孤児バルーの一般への公開が行われる
ロシア・黒海沿岸、ゲレンジークのサファリパークで保護・飼育されている雌の野生孤児スネジンカの姿
by polarbearmaniac | 2014-09-30 18:00 | Polarbearology

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