街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ドイツ・ニュルンベルク動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生! ~ ヴェラお母さんの健闘

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ヴェラお母さん Photo(C)dpa

ホッキョクグマの赤ちゃんの誕生ラッシュです. ドイツのニュルンベルク動物園、及びニュルンベルク市当局が昨日(25日)付けで発表したところによりますと11月21日に12歳の誕生日を迎えたヴェラが、その日の早朝の3時に双子の赤ちゃんを出産したそうです。 自分の誕生日に赤ちゃんを出産するとは偶然にしても素晴らしい話です。 赤ちゃんたちは非常に元気だそうで、やはりヴェラお母さんの授乳が完全に確認されたからだと思いますが昨日になって赤ちゃん誕生のニュースが正式発表されたということですね。
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Photo(C)Tiergarten Nürnberg

同園の公開した産室内の映像を見てみましょう。 まずこの下は出産の瞬間の映像です。



次は二頭目も出産した直後の映像です。



しかし、この下の報道映像の方がはっきりと見えるような気がします。



ちなにみこのヴェラお母さんはモスクワ動物園のシモーナの娘です。 そしてレニングラード動物園のウスラーダの孫にあたるわけです。 やはり「アンデルマ/ウスラーダ系」の繁殖能力は素晴らしいと思います。 ヴェラお母さんは2007年12月11日にあの有名な雌のフロッケを産んでいますが、フロッケが人工哺育となった経緯については以前に詳しく投稿していますので過去関連投稿 (「ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択」) をご参照下さい。 それから次に2010年の12月2日に雄の双子であるグレゴールとアレウトを産んでいます。 この時は育児がうまくいったわけでした。 私は2011年4月にニュルンベルクでこのヴェラお母さん、そしてグレゴールとアレウトの双子に会っていますが、その時のことも過去関連投稿をご参照下さい。

私の見たところこのヴェラお母さんというのは本当に神経質なお母さんでした。 私が勝手にホッキョクグマの出産の有望性に対して格付けした「大本命」、「本命」、「候補」、「期待」という四つのカテゴリーでは、私は今年の出産シーズンではこのヴェラお母さんを「大本命」ではなく単なる「本命」、あるいはひょっとして「候補」と考えていたのはやはりヴェラお母さんの産室内での精神状態に不安があったためでした。 今回の双子の赤ちゃんの父親は現時点で13歳になったばかりのフェリックスですが、彼の繁殖能力の素晴らしさについても過去関連投稿を御参照下さい。

(資料)
Stadt Nürnberg (Nov.25 2014 / Tiergarteninformation 36/2014 - Wieder Nachwuchs bei den Eisbären)
Tiergarten Nürnberg (Nov.25 2014 - Wieder Nachwuchs bei den Eisbären)
Bayerischer Rundfunk (Nov.25 2014 - Doppelter Nachwuchs bei den Eisbären)
Augsburger Allgemeine (Nov.25 2014 - Nürnberger Tiergarten: "Flockes" Mutter bekommt Eisbärenbabys)
DIE WELT (Nov.25 2014 - Erneut Eisbärenbabys im Nürnberger Tiergarten)
BILD (Nov.25 2014 - Doppelter Nachwuchs bei den Eisbären)

(過去関連投稿)
ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択(1) ~ ヴィルマとヴェラの出産
ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択(2) ~ 消えた赤ちゃん 
ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択(3) ~ ヴェラの狂気
ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択(4) ~ 赤ちゃん救出劇
ドイツ・ニュルンベルク動物園の2つの選択(5) ~ 安楽死/人工哺育是非論への視座
フロッケの旅立ち、アンティーブの「碧」と「青」の世界へ...
ドイツ・ニュルンベルク動物園、フェリックスの大活躍 ~ 欧州における偉大な雄の素顔
(*2011年4月 ニュルンベルク動物園訪問記)
ニュルンベルク動物園到着!
フェリックスさん、はじめまして!
ヴェラお母さんの性格と子育て
グレゴールとアレウトの双子の性格の差
グレゴールとアレウトのお昼寝の時間
ヴェラお母さんの食べる物は全部欲しがるグレゴールとアレウト
by polarbearmaniac | 2014-11-26 01:30 | Polarbearology

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