街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


by polarbearmaniac

プロフィールを見る

デンマーク・スカンジナヴィア野生動物公園に出張中のボリスがコペンハーゲン動物園に帰還

a0151913_14192351.jpg
ボリス Photo(C)TV2

昨年の8月にデンマーク・コペンハーゲン動物園の雄のボリスが彼のパートナーであるノエルの出産環境整備のためにスカンジナヴィア野生動物公園に一時移動したことを投稿していますが、その9歳になったボリス(現在はイワンという愛称呼ばれています)が昨日コペンハーゲン動物園に帰還したとのことです。

報じられているところによりますとボリスはスカンジナヴィア野生動物公園の環境を大いに楽しんだようで、そこで泥だらけになって転げまわっていたようです。 ボリスのコペンハーゲン動物園への帰還準備のためにスカンジナヴィア野生動物公園の担当者はここのところ10日間ほど彼がすんなりと移動用のケージに入るように特別の訓練をボリスに行っていたそうで、いざ移動の当日にはその訓練が生かされ彼はためらいもなくケージに入った瞬間、扉が閉ざされるというやり方で収容されたわけでした。 その様子をデンマークのTV局が放送していますので冒頭の写真をワンクリックしていただいて映像をご覧ください。冒頭にやや長いCMが入ります。 お馴染みのスカンジナヴィア野生動物公園のラルセン園長も登場しています。 さすがに後ろの扉が閉まった時にボリスは非常にあわてていますね。 彼のスカンジナヴィア野生動物公園での休暇はこれで終わってしまった...まさにそういうことでしょう。
(*後記 - この映像は下でもご覧になれます。)


a0151913_14572360.jpg
ノエル Photo(C)Zoologisk Have

さて、このボリスのパートナーである11歳の雌のノエルですがコペンハーゲン動物園では昨年暮れの彼女の出産に非常に期待していたわけですが残念なことにそれは実現しませんでした。 このノエルというのは非常に神経質な性格のようで、そうしたためもあってこうやってボリスを他園に移して彼の存在している気配までを消してしまったわけですが、コペンハーゲン動物園ではノエルが妊娠していたことにはかなりの確信があるようで結果が出なかったのは流産ではないかとも考えているようです。 まあこのあたりは微妙でしょう。 このノエルというのは上野動物園のデアの一番上の姉で私も2011年に会ったことがありますが、少し性格的に弱いのではないかという感じも持ちました。 やはりコペンハーゲン動物園も彼女の出産準備にはかなり気を使っているということなのでしょう。

勿論今年のシーズンもボリスとノエルは繁殖に挑戦するわけで、今秋からご自慢の新施設である Arktiske Ring においてこの二頭は同居を開始する模様です。 Arktiske Ring も主役が戻ってきたわけで賑やかになりそうです。 以下は一足先に Arktiske Ring に復帰したノエルの姿です。



(資料)
TV2 (Feb.9 2015 - Isbjørnen Ivan vender hjem i dag)
TV2 (Feb.9 2015 - Sådan får man 700 kilo isbjørn ind i en kassevogn)
TV2 (Feb.10 2015 - Isbjørnen Ivan fik kærligt knus af konen)

(過去関連投稿)
コペンハーゲン動物園のホッキョクグマたちに挨拶 ~ 豪太の弟に遭遇!
コペンハーゲン動物園のボリスとノエルに、魚とウサギのプレゼント
コペンハーゲン動物園での新施設建設とボリスとノエルの繁殖への期待
デンマーク ・ コペンハーゲン動物園の新施設 “Den Arktiske Ring” の完成 ~ 期待される若年ペアの繁殖
デンマーク・コペンハーゲン動物園のボリスがスカンジナヴィア野生動物公園に期限付きで移動
by polarbearmaniac | 2015-02-10 15:30 | Polarbearology

カテゴリ

全体
Polarbearology
しろくま紀行
異国旅日記
動物園一般
Daily memorabilia
倭国旅日記
しろくまの写真撮影
旅の風景
幻のクーニャ
エッセイ、コラム
街角にて
未分類

最新の記事

ロシア・ヴォルガ川流域のペン..
at 2017-08-19 02:00
*新規投稿お知らせ
at 2017-08-18 21:00
ロシア・西シベリア、ボリシェ..
at 2017-08-18 02:00
ロシアのクラスノヤルスク環境..
at 2017-08-17 01:30
チェコ・プラハ動物園のホッキ..
at 2017-08-16 01:30
ロシア・サンクトペテルブルク..
at 2017-08-15 01:30
ロシア・ウラル地方、エカテリ..
at 2017-08-14 01:30
大阪・天王寺動物園のシルカ ..
at 2017-08-13 01:30
フィンランド・ラヌア動物園で..
at 2017-08-12 22:30
カナダ・ウィニペグ、アシニボ..
at 2017-08-11 23:30

以前の記事

2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ライフログ


人生と運命 1


スターリン―青春と革命の時代


モスクワは本のゆりかご


私のモスクワ、心の記憶


自壊する帝国 (新潮文庫)


甦るロシア帝国 (文春文庫)


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


ロシア 春のソナタ、秋のワルツ-1999-21st


それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影


ミチコ・タナカ 男たちへの讃歌 (新潮文庫)


わがユダヤ・ドイツ・ポーランド―マルセル・ライヒ=ラニツキ自伝


ベルリン戦争 (朝日選書)


Hof――ベルリンの記憶


カチンの森――ポーランド指導階級の抹殺


北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)


慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件


主題と変奏―ブルーノ・ワルター回想録 (1965年)


藤田嗣治 異邦人の生涯


Barle's Story: One Polar Bear's Amazing Recovery from Life As a Circus Act


Hotel Adlon: Das Berliner Hotel, in dem die grosse Welt zu Gast war


Ein seltsamer Mann


Alma Rose: Vienna to Auschwitz


St Petersburg: A Cultural History


Gulag


The Guest from the Future: Anna Akhmatova and Isaiah Berlin