街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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札幌・円山動物園で誕生の赤ちゃんは順調に生後2ヶ月が経過 ~ 少量情報が故のララ親子の健勝振り

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ララ (2014年3月29日撮影 於 円山動物園)

札幌の円山動物園で昨年12月21日にララが産んだ一頭の赤ちゃんについて久し振りに同園の公式ブログである「しろくま通信」に本日19日付けで飼育員さんの投稿がアップされています。 生後約2ヶ月が経過した赤ちゃんですが、非常に順調に成育しているようです。 一枚お借りさせていただき、拡大させてもらいます。
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(C)円山動物園

昨年暮れにホッキョクグマの赤ちゃんが誕生した世界の動物園のなかで、この円山動物園とモスクワ動物園だけが極端に発信する情報が少ないわけです。後者にいたってはその誕生の事実発表と戸外登場を同時に行うという驚きでした。 この円山動物園についてですが、今までの数少ない情報から私が察するに、これはもう完全にララお母さんのペースで全てが進行している可能性が濃厚であり、情報が無ければ無いほど赤ちゃんは元気であるというということを逆説的な形で示していると考えて間違いないと思います。 飼育下においては至難といわれるホッキョクグマの赤ちゃんの誕生、そしてその成育という大きなドラマを、まるで日常の平凡なルーティーンのなかにでも溶解させてしまったかのような点においてララというホッキョクグマはその偉大さを新たな形で我々の前に提示しているのだと考えてもよいのかもしれません。 これはモスクワ動物園がシモーナという卓越した育児能力を持つ母親の存在によって、あえてホッキョクグマの赤ちゃんの誕生や成育を遂次発表する必要を感じなくなっていることと似た現象かもしれません。

さて、ララ親子については心配ないわけですが、現在日本のホッキョクグマ界で水面下で密かに進行している見えざるドラマを考察する必要はあるかもしれません。 一つの軸としてはノヴォシビルスク動物園のシルカの来日の件、もう一つの軸は国内における個体移動の件です。 私は円山動物園の公式ブログである「しろくま通信」の最近の静けさはこの産室内のララの母親としての鉄壁の安定感によることもさることながら、実はこの水面下の動きを逆に暗示しているような気がしてしょうがありません。

(資料)
円山動物園・公式ブログ (しろくま通信/Feb.19 2015 - 60日

(過去関連投稿)
札幌・円山動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ 「大本命」 ララの堂々たる出産
札幌・円山動物園のララ親子の産室内でのクリスマス
札幌・円山動物園がララの赤ちゃんの産室内での姿を初めて確認し公開 ~ ララお母さんの手慣れた育児
札幌・円山動物園のララに給餌再開 ~ 静かに「勝利宣言」を行った母親の見えざる育児技量の高さ
札幌・円山動物園のララの産室・寝室内での行動への解釈私論 ~ 「未体験性別パターン」 の赤ちゃんか?
by polarbearmaniac | 2015-02-19 15:30 | Polarbearology

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