街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・ミネソタ州 コモ動物園のスーカーとサカーリがウィスコンシン州のヘンリー・ヴィラス動物園へ

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スーカーとサカーリ Photo(C)AP

アメリカ・オハイオ州のトレド動物園で2012年の11月21日にクリスタルお母さんから誕生した雌と雄の双子であるスーカーとサカーリは昨年9月にトレド動物園を離れてミネソタ州セントポール市にあるコモ動物園 (Como Park Zoo and Conservatory) に移動して飼育されていました。 しかしこのたびコモ動物園より発表がありこの二頭はウィスコンシン州マディソン市のヘンリー・ヴィラス動物園に移動することとなったそうです。 このヘンリー・ヴィラス動物園では ”The Arctic Passage” という新しいホッキョクグマの飼育展示施設が5月下旬にオープンとなりますので、それに合わせる形での移動となるようです。 コモ動物園にはもともと、バズとニールという19歳の雄の双子が飼育されているのですが彼らの繁殖上のパートナー獲得問題というものが今後どうなるのかについては不明です。 このコモ動物園でのホッキョクグマへのエンリッチメントプログラムの様子を見てみましょう。



このスーカーとサカーリの双子がコモ動物園に移動したてきたのはどうも暫定的なものだったようで、トレド動物園生まれののこの双子の母親であるクリスタルが今年2015年に繁殖に挑戦することから、その舞台作りという意味もあり、このスーカーとサカーリはヘンリー・ヴィラス動物園を新しい生活の場所としてさらなる成長を続けていくことになるというわけです。 このヘンリー・ヴィラス動物園の新しい飼育展示施設である ”The Arctic Passage” がどのようなものであるかは、それが実際にオープンした段階でまた投稿したいと思っています。 このようにアメリカの動物園ではホッキョクグマの飼育展示施設の建設が相次いでいるわけです。ヘンリー・ヴィラス動物園は2013年5月に30歳の雌のミシュカが亡くなってからはホッキョクグマ不在の状態だったわけですが新施設である ”The Arctic Passage” の完成に合わせてホッキョクグマが戻ってくることになり、やはりアメリカの動物園におけるホッキョクグマ飼育展示の可能性を握っているのは巨額を投じた新しい施設の存在であることを象徴的に表しているのが今回のスーカーとサカーリの移動ということになりそうです。 これがアメリカにおけるホッキョクグマの飼育展示をめぐる現状だということです。

(資料)
Como Park Zoo & Conservatory (News /Feb.26 2015 - Como Zoo Will Soon Bid Farewell To Visiting Polar Bears Suka and Sakari)
KARE (Feb.26 2015 - Visiting polar bears to leave Como Zoo for Madison)
KAALtv.com (Feb.26 2015 - 2 Como Zoo Polar Bears Moving to Madison Zoo)
Madison.com (Feb.26 2015 - Polar vortex no problem for Vilas Zoo's newest bears)
WKOW (Feb.26 2015 - Henry Vilas Zoo announces polar bear twins are coming by this summer!)

(過去関連投稿)
アメリカ・オハイオ州のトレド動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃん誕生!
アメリカ・オハイオ州、トレド動物園で誕生の双子の赤ちゃんの産室内映像が公開
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アメリカ ・ オハイオ州、トレド動物園の双子の赤ちゃん、スーカーとサカーリの近況 ~ 映像と解釈
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アメリカ・オハイオ州、トレド動物園のスーカーとサカーリの近況 ~ “Polar Expressed” に描かれた姿
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アメリカ・オハイオ州、トレド動物園のスーカーとサカーリの双子がミネソタ州のコモ動物園に無事到着
繁殖のために住み慣れた動物園を旅立ったホッキョクグマ ~ ヘンリー・ヴィラス動物園のナヌークへの期待
アメリカ ・ ウィスコンシン州 マディソン市、ヘンリー・ヴィラス動物園の30歳のミシュカ、ひっそりと逝く
by polarbearmaniac | 2015-02-27 12:00 | Polarbearology

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