街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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おびひろ動物園のイコロが遂に恩賜上野動物園へ! ~ イコロ、日本の首都・東京で繁殖の檜舞台へ

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イコロ (2012年7月7日撮影 於 おびひろ動物園)

帯広市より本日付けで発表があり、同園で飼育されている6歳の雄のイコロが恩賜上野動物園に繁殖を目的とする移動となることが本日付けで発表になりました。イコロの所有権は札幌市(円山動物園)にあったはずですが円山動物園からの発表がないのは奇妙のような気がします(*後記 - 後から発表となりました)。 移動日は4月13日(月)で冬季閉園中のおびひろ動物園で4月11日(土)13:00~15:00にイコロ(とアイラ)の限定公開が行われるそうです。

このイコロの上野行きですが、以前からいろいろと言われており上野動物園も少なくともかつては非常に真剣に切望していたことでした。それはデアの来園以前からのことでした。 私の知る限り2011年の秋頃には上野動物園(東京都)はイコロの入手を切望していたということを聞いています。 デアの来園時点でも上野動物園はイタリアのマスコミに対してこのイコロがデアのパートナーになるという自信を覗かせていたわけです(過去関連投稿参照)。その後いろいろな経緯があったのでしょう、このイコロの上野行きは実現しなかったわけです。 実現しなかったある種の理由は二つほど考えられるのですが、これを今更どうこう言っても意味がないでしょう。 また、昨年あたりから上野動物園はデアのパートナー問題解決に従来とはやや異なる方針を示し始めていたという経緯もあったわけでした(過去関連投稿参照)。

イコロも6歳になっています。 繁殖の舞台に立つのには最もふさわしい年齢となりました。 「ララファミリー」 の一員として生まれ、イコロはとうとう東京で日本のホッキョクグマを象徴する地位につくことになります。 アポロ的ホッキョクグマ・イコロの上野動物園での健闘を期待します。

(*追記1 - 今回のイコロの上野への移動が札幌市より東京都への「所有権移転」を伴うものなのか、あるいはそれを伴わない単なるBLなのかは不明です。帯広市にはイコロの所有権がないはずですので今回の発表では単に「移動」という用語を用いることしかできないわけです。イコロの権利を有しているはずの円山動物園/札幌市からの正式発表がありませんと、このあたりははっきりしないわけです。)

(*追記2 - 上野動物園からも発表がありました。 「札幌市円山動物園よりブリーディングローンによっておびひろ動物園で飼育中のイコロをお借りし」 と述べていますのでイコロの所有権は引き続き札幌市が保持することになります。 以前の上野ですとホッキョクグマのような動物は所有権の獲得を伴う個体導入が基本と考えられたわけですが、やはりホッキョクグマの繁殖には複数園間での移動を伴うペア形成を行う時代ですので、上野もそういった方針に方向を向けてきたということでしょう。)

(資料)
帯広市 (Mar.26 2015 - ホッキョクグマの移動について
(追記資料)
東京ズーネット (Mar.26 2015 - ホッキョクグマの「イコロ」が上野動物園にやってきます)
札幌市・円山動物園 (Mar.26 2015 - ホッキョクグマの「イコロ」が上野動物園に移動します。

(過去関連投稿)
イタリアよりデアが元気に上野動物園に到着
上野動物園がイタリアのマスコミ取材に対して、デアのパートナーに雄の若年個体導入の意向を語る
久方振りの上野動物園でデアとの対面 ~ 姉に瓜二つのラテン的美女の将来のパートナーは?
盛夏の上野動物園、日曜日午後のデアの姿
花の季節の到来した上野、女神デアの日曜日 ~ 「知性」から「象徴的存在」への真直ぐな階段
上野動物園の女神デア、その神性の宿るところ ~ 父親との同居成功という稀有の体験が語るもの
梅雨の合間の女神デアに会い彼女のパートナー候補を考える ~ イコロ、キロルの線はすでに消えた?
晩秋の晴天下に女神デアは何を想う? ~ 牙を剥いた「不気味な力」の前に苦境となった(?)上野動物園
女神デアのパートナー問題の推移や如何 ~ 候補はイコロかキロルかイョシか?
イタリアのマスコミ取材に対しイコロとデアのペア実現にかなりの自信を示していた2年前の上野動物園
若きイコロ、「その機は熟したり」 と考えるべきか?
晩秋の上野動物園、デアの表情 ~ 同園の方針転換 (?) で浮上する3頭の有力パートナー候補を考える
女神デア、ブイとポリタンクの日曜日 ~ 「ラテン的気質」 の克服による安定した情緒が若さと結合
by polarbearmaniac | 2015-03-26 12:30 | Polarbearology

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