街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・フィラデルフィア動物園の34歳のクロンダイクが亡くなる ~ 全米最高齢のホッキョクグマの死

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クロンダイク Photo(C)Philadelphia Zoo

アメリカ・ペンシルベニア州のフィラデルフィア動物園が発表したところによりますと、同園で飼育されていた34歳の雌のホッキョクグマであるクロンダイクが本日23日朝に安楽死という処置にて亡くなったとのことです。彼女はアメリカで最高齢のホッキョクグマでした。
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クロンダイク Photo(C)Philadelphia Zoo

クロンダイクは血統登録情報によりますと1980年11月にニューヨークのブロンクス動物園の生まれで、あと一ヶ月で35歳になるところでした。彼女は約二週間前に立ち上がって歩くことができなくなり検査の結果、尿路感染症を患っていて、その治療を行ったそうですが彼女の健康状態は好転の兆しを見せず、彼女の老齢とその予後を考慮に入れて彼女を安楽死させる決定を行ったとのことです。フィラデルフィア動物園にはあと一頭、このクロンダイクと同居していた雌のコールディロックスが飼育されていますが彼女も34歳でありクロンダイク亡き後は彼女が全米最高齢のホッキョクグマとなるわけです。このクロンダイクとコールディロックスは誕生の翌年からフィラデルフィア動物園で飼育され、33年間以上も同じ動物園で存在していたということになります。 そしてとうとうこの二頭にも別れの時が来たということです。

ここで生前のクロンダイクの姿を見ておきましょう。これは二年半前の映像です。



そしてこれは今年の一月のクロンダイクと彼女と同居していたコールディロックスの姿です。この時すでにこの二頭は34歳になっているわけですが、そういった年齢を感じさせない若々しさを感じます。



次は約二年前のクロンダイクとコールディロックスの映像です。



老齢とはいえ、このクロンダイクとコールディロックスは実に素晴らしい友達だったということです。この二頭はそれぞれ共に繁殖に成功はしなかったものの、老齢に至るまで若々しい姿で地元の人々を楽しませてくれたということですね。

謹んでクロンダイクの冥福を祈ります。本当に長い間ご苦労様でした。

(資料)
Philadelphia Zoo (Facebook/Oct.23 2015)
NJ.com (Oct.23 2015 - Oldest polar bear in U.S. dies at Philadelphia Zoo)
Philly.com (Oct.23 2015 - Philadelphia Zoo's Klondike the polar bear dies)
by polarbearmaniac | 2015-10-23 23:55 | Polarbearology

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