街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・オハイオ州コロンバス動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生! ~ オーロラが待望の出産

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(C)The Columbus Zoo and Aquarium

アメリカ・オハイオ州のコロンバス動物園 (The Columbus Zoo and Aquarium) が発表したところによりますと、同園で飼育されている8歳の雌のオーロラが先週の金曜日(6日)の夜に双子の赤ちゃんを出産したそうです。そのうち一頭は亡くなってしまったそうですが、残る一頭はオーロラお母さんと一緒に産室内で元気でいるそうです。同園では非常に注意深くこの親子の推移を見守ってきたいとのことです。産室内の映像を以下でご覧下さい。全画面表示にしていただき音声はonにして下さい。



このオーロラは昨年12月にも双子を出産しているのですが、赤ちゃんは二頭とも亡くなってしまったわけです。その件については「アメリカ・オハイオ州、コロンバス動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃんが誕生するも二頭ともに死亡」をご参照下さい。

今回出産のあったオーロラは双子姉妹の一頭であり、もう一頭はやはりこのコロンバス動物園で飼育されているアナーナですが、彼女も妊娠の徴候があるそうです。このオーロラとアナーナの双子姉妹については過去関連投稿を是非ご参照下さい。今回のオーロラとアナーナとのパートナーの雄は、なんと28歳の野生出身のナヌークです。これは雄のホッキョクグマの繁殖可能年齢の世界最高齢記録とタイになるわけで、まったくたいしたのもだと思います。厳密に言えば彼は野生で1987年の11月頃に誕生しているわけで、現在は28歳であるとみなせば雄の繁殖成功の世界最高齢タイ記録といってよいということになります。このナヌークは2012年11月にバッファロー動物園で生まれ人工哺育で育てられたあの有名なルナの父親でもあります。今年の1月のナヌークの姿を見ておきましょう。 やはり年齢相応の貫録のある顔付きだと思います。



さて、オーロラとアナーナという雌の双子を、その誕生したトレド動物園から一緒にコロンバス動物園に移動させ、そして引き離さないでこうやって一つの動物園で飼育続け一頭の雄をその双方のパートナーとする場合は繁殖の成功の確率は非常に高いわけです。札幌の円山動物園が、あの雌の双子のマルルとポロロを引き離したのはやはり問題なのです。

さあ、いよいよホッキョクグマの赤ちゃんの誕生シーズンの本格的な始まりです。

(資料)
The Columbus Zoo and Aquarium (Nov.12 2015 - Polar Bear Cubs Born at Columbus Zoo)
Columbus Dispatch (Nov.12 2015 - Two polar bear cubs born at the Columbus Zoo; one survives)
NBC4i.com (Nov.12 2015 - Columbus Zoo welcomes new polar bear cub)
10TV (Nov.12 2015 - Newborn Polar Bear Snuggles With Mom At Columbus Zoo)

(過去関連投稿)
アメリカ ・ オハイオ州、コロンバス動物園のアナーナとオーロラ、美しき双子姉妹の楽しいハロウィーン
アメリカ ・ オハイオ州、コロンバス動物園に登場したナヌークへの期待 ~ 25歳の雄の繁殖能力への希望
アメリカ・オハイオ州、コロンバス動物園のアナーナとオーロラの双子姉妹、初産でのダブル出産なるか?
アメリカ・オハイオ州、コロンバス動物園がアナーナとオーロラの双子姉妹の出産に向け 「厳戒態勢」
アメリカ・デンバー動物園、コロンバス動物園などがホッキョクグマの妊娠判定にビーグル犬の嗅覚を利用へ
ビーグル犬のエルヴィス君の妊娠判定(5) ~ コロンバス動物園のアナーナとオーロラの姉妹は “妊娠なし”
アメリカ・オハイオ州、コロンバス動物園のアナーナとオーロラの双子姉妹はダブル出産ならず
アメリカ・オハイオ州、コロンバス動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃんが誕生するも二頭ともに死亡
by polarbearmaniac | 2015-11-12 23:15 | Polarbearology

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