街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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オランダ・レネン、アウヴェハンス動物園のアキアクとスラが間もなく一歳に ~ 欧州の繁殖計画の今後

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アキアクとスラ photo(C)Ouwehands Dierenpark Rhenen

オランダ・レネンのアウヴェハンス動物園で昨年11月22日にフリーダムお母さんから誕生した雄のアキアク(Akiak)と雌のスラ(Sura)の二頭ですが、間もなく満一歳の誕生日を迎えます。私の見たところ典型的な雄と雌といった行動を示すこの二頭ですが、前回にライブカメラの映像配信についてご紹介していますのでご覧いただけた方もいらっしゃると思います。実に素晴らしい映像が配信されています。フリーダムお母さんも要所要所て的確に双子の相手をしていますが最近ではかなり子供たちを自由にさせているといったところです。何かホッと一息といったシーンもよく見られます。

ライブカメラで配信された映像のうちハイライトを御紹介しておきましょう。箱の中身が何か興味深々のようです。



次は実に珍しいシーンです。フリーダムお母さんと多分雄のアキアクが取っ組み合いをやっていますが、お母さんには全く歯がたたないようです。



次もライブカメラからの映像のようですがアキアクとスラの取っ組み合いのシーンです。フリーダムお母さんもそれとなくこの二頭の様子をチェックしている様子がわかります。



それからもう一つ、これはライブカメラの映像ではありませんが、この二頭の別々の行動といったものが良く捉えられているように思います。



さて、ここ10年ほどの間にホッキョクグマの繁殖ということでは輝かしい成果をあげてきたこのレネンのアウヴェハンス動物園ですが、雄のヴィクトルが繁殖計画から外されてイギリスのヨークシャー野生動物公園に移動してしまいましたので、これからいったいどのような方針でホッキョクグマの飼育を行うことになるのかが私にはよくわかりません。同一血統が増えすぎるということになりますから、もうフギースフリーダムは繁殖に挑戦することはないという考え方でよいのでしょうか? そうだとすれば、もう当分の間はこのアウヴェハンス動物園でホッキョクグマの赤ちゃんの成長を見るチャンスはなくなるということを意味します。同じオランダのロッテルダム動物園でも雄のエリックが亡くなってしまったためにオリンカにはもうパートナーがいない状態です。そうなるとオリンカも繁殖の舞台からは引退ということになるのでしょうか? フギース、フリーダム、オリンカといった繁殖能力に優れ、そして育児能力にも優れた雌の個体が三頭も一度に引退することになるとは考えにくい話のように思います。欧州の繁殖計画の今後を注意深く見守りたいと思います。

(過去関連投稿)
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by polarbearmaniac | 2015-11-17 01:00 | Polarbearology

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