街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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ロシア北東部・チェクチ半島の村落エヌルミノをホッキョクグマたちが包囲 ~ 外出できぬ村民たち

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Image:Мегатюмень

ロシア極北のチュクチ半島北部の人口300人ほどの村落であるエヌルミノ(Энурмино)には今月初めからホッキョクグマが姿を現し始め、みるみるうちに頭数が増えて24頭ものホッキョクグマたちが集合しているそうで村民たちは恐怖で家の外に出ることができず、村はホッキョクグマによって事実上包囲されてしまった状態になっているそうです。これを報じるTVニュースを見てみましょう。ホッキョクグマたちがどっしりと居ついてしまっている雰囲気に見えます。子供を伴った母親の姿も見えます。



「国立公園」となっているこの地域の調査官がエヌルミノと近くの村落であるネシュカン(Нешкан)の間の海岸を走行しているときには71頭ものホッキョクグマを目撃したそうで、この地区の村落に通じる道があるため調査官はホッキョクグマたちの動きに注意を払っているそうです。
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この地域にはここ20年ほどの間のこの季節にホッキョクグマたちがよく村落に出没するようになっていたそうですが、それは付近にあるセイウチの死骸が残されているためにそれが目的で集まってきているのだと同公園の研究員の方は語っています。今年は北極海の氷結がやや遅れているそうで、あと二週間ほどの間に完全に氷結しないとホッキョクグマたちはさらに東の方角に集結して村民たちとの間で不測の事態も発生する危険性があると、この地域の担当者は警戒を続けるそうです。もう一つTVニュースを見ておきましょう。途中にBBCの別の映像も挟まれています。



野生のホッキョクグマとはいえ比較的太っているというのにはなんとなくホッとしてしまいます。

(資料)
РИА Новости (Dec.9 2015 - Жители двух чукотских сел с начала декабря живут при "медвежьей осаде")
Интерфакс (Dec.9 2015 - Нашествие голодных белых медведей переживает северное побережье Чукотки)
РЕН ТВ (Dec.9 2015 - Белые медведи терроризируют поселки Чукотки и Ямала)
by polarbearmaniac | 2015-12-10 21:30 | Polarbearology

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