街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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南フランス・アンティーブ、マリンランドのホープの一歳の誕生祝いがスタッフだけで行われる

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ホープ Photo(C)Marineland

昨年11月26日に南フランス・コートダジュール、アンティーブのマリンランドでフロッケお母さんから誕生した雌のホープですが、彼女もすでに一歳の誕生日を迎えているのですが10月にこの地方を襲った水害のためマリンランドは依然として休業となっていますので、そのお誕生祝いは来園者のいない飼育展示場でスタッフだけで行われたそうです。マリンランドよりやっとその映像が公開されましたので、その様子を見てみましょう。やはり氷のケーキがもらえたようです。それからホープはおもちゃももらったそうですが、一つは氷のケーキの中に埋められていて取り出すようになっていますが贈ったのは日本の女性ファンだそうです(これって、徳島のポロロが遊んでいたものと同じみたいですね)。その他二つのおもちゃはドイツのファンからだそうです。



それにしてもホープは実に丸々としています。少し太り過ぎかもしれません。ドイツのニュルンベルク動物園で人工哺育されたフロッケは、こうして見事にホープを育て上げているわけです。ちなみに、このホープの母であるフロッケの母親はヴェラ、ヴェラの母親はシモーナ、シモーナの父親はメンシコフ、メンシコフの母親はアンデルマです。ということは、このホープはアンデルマの玄孫(つまり、孫の孫)ということになります。いかにあの偉大なるアンデルマの血が脈々と受け継がれているかということの見事な実例なのです。

さて、では「ホッキョクグママニア2級検定試験」です。「このホープと、多少の如何にかかわらす血の繋がりのある日本で飼育されているホッキョクグマの名前を全頭挙げてみて下さい。」というのが設問です。一頭残らずただちに完全即答できれはホッキョクグママニア2級、一頭でも残したり、あるいは一頭でも間違えたりすれば不合格ということになります。「ホッキョクグママニア1級検定試験」の問題は、「このホープと多少の如何にかかわらす血の繋がりのある世界で飼育されているホッキョクグマの名前を全頭挙げてみて下さい。」というのが設問です。この1級検定試験の解答は実は超難解です。正確に言えば「回答不能」な何頭かがいるわけです。何故「回答不能」なのかの理由を一頭一頭、個別に具体的に述べられればホッキョクグママニア1級でしょう。「回答不能」をもたらせている要因は、中国、そしてカザン市動物園という2つの大きな壁がこの問題に立ちはだかるからです。だから超難解なのです。私には1級試験に正答の自信は全くありません。

(過去関連投稿)
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(2011年7月アンティーブのマリンランド訪問記)  
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理念無き商業娯楽施設でのフロッケとラスプーチンの存在
(2015年1月アンティーブのマリンランド訪問記)
元旦事始めはアンティーブのマリンランドへ ~ 回遊のラスプーチンとの再会
by polarbearmaniac | 2015-12-12 00:30 | Polarbearology

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