街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum


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アメリカ・フィラデルフィア動物園のコールディロックスが元気に35歳となる ~ 全米最高齢のホッキョクグマ

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コールディロックス   Photo(C)Philadelphia Zoo

アメリカ・ペンシルベニア州のフィラデルフィア動物園で飼育されている雌のホッキョクグマであるコールディロックスの35歳の誕生祝いが昨日同園で行われました。
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Photo(C)AP

彼女は1980年12月13日にロチェスター動物園で誕生し翌年1980年の10月よりフィラデルフィア動物園で飼育されています。彼女はニューヨークのブロンクス動物園で誕生した同年齢の雌のクロンダイクと同時期にフィラデルフィア動物園に移動してきたわけですがクロンダイクは今年の10月に亡くなっており、現在では35歳となったコールディロックスが全米最高齢のホッキョクグマということになっているわけです。昨日行われた誕生祝いの様子を、フィラデルフィア動物園、地元情報サイト、そしてTV局のニュース映像で見てみましょう。







こうした老齢のホッキョクグマの誕生祝いを行ってやるのは素晴らしいことだと思います。 上の映像を見る限りではコールディロックスは年齢の割には若々しく見えます。これからも是非元気な姿を地元の人々に見せてやってほしいものです。

さて、日本最高齢のホッキョクグマということになりますと31歳になったばかりの仙台のナナということになります。ナナと同年齢としては野生出身である徳山のユキと阿蘇のカアチャンということになります。これにつきましては昨年の投稿である「現在日本国内最高齢のホッキョクグマはどの個体か? ~ カアチャン、ユキ、ナナの三候補を比較する」をご参照下さい。仙台のナナはなにしろあのカナダのすでに伝説となった名ホッキョクグマであるデビーの娘です。母親のデビー同様、ナナも長寿となる可能性は極めて大きいでしょう。

(*追記)サンフランシスコ動物園にウウル(Uulu)という野生出身の雌のホッキョクグマが飼育されていますが、彼女はこのコールディロックスよりも一歳年上である可能性があります(あくまでも「可能性」です)。そして事実、サンフランシスコ動物園は自園のウウルを全米最高齢のホッキョクグマだとして一般に紹介しています。ただし一般的に野生出身のホッキョクグマと飼育下で誕生した生年月日の判明しているホッキョクグマの同年誕生の二頭を並べた場合に飼育下のホッキョクグマをもって「最高齢」とする慣習が存在しているようですので、やはりコールディロックスが全米最高齢なのだと理解しておくのが一応は正しいことになるでしょう。可能性としてはウウルのほうがコールディロックスよりも高齢である可能性は十分にあります。)

(資料)
CBS (Dec.16 2015 - “Coldilocks” Celebrates Her 35th Birthday At Philadelphia Zoo)
NJ.com (Dec.16 2015 - Oldest polar bear in U.S. celebrates 35th birthday)

(過去関連投稿)
アメリカ・フィラデルフィア動物園の34歳のクロンダイクが亡くなる ~ 全米最高齢のホッキョクグマの死
by polarbearmaniac | 2015-12-17 12:00 | Polarbearology

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